パスワードを忘れた? アカウント作成
635733 journal

Futaroの日記: 日記でも書いてみるか

日記 by Futaro
/.Jには始まった当初からいたのだけれども、いろいろ考えてなかなか日記を書くには至らず。そろそろ書いてみるか、と書き始め。

---

ITの世界では極端な話、ほとんどPC1台を持っていればだいたいの開発はなんとかなる。極端に大きなサーバものというのに携わってる技術者人口はそう多くはないしね。

でもバイオの研究はそうはいかない。研究する場所、機材、人員、などなど、高価なものが多い。でも、バイオの「成果」はそんなにITみたいに短い時間で現れるわけではない。また、大方は一般にはあまりにわかりにくいことをしているので、説明なんか聞いてくれない。もちろん、すぐにお金にならないことをしているから、企業がハイハイとお金を出すわけもないので、ほとんどは税金のおこぼれをいただいて研究費にするしかない。だから、バイオの世界では結局、なにやらエラそうな「権威」をかさにきた「先生」が、政治家とか役人に取り入って、お金を集めて、それを研究費にするしかない。

だから「センセイ」世界ができちゃうんだな。まぁ、これはバイオ世界での必要悪なんだろうね。

でも、センセイのいちばんの問題は、「権威」とか「組織の硬直化」とかいう問題じゃなくて、その感覚があまりに世間とかけ離れていることに「自覚」がないことなんだな。世の中にはいろいろな力学の均衡で成り立っているいろいろな世界があるから、まぁ、どんな世界があってもいい。でも、その世界の常識が世間一般とどのくらいの距離があるか、ということには自覚的になってほしいよね。

でも、最近のセンセイじゃそれは無理かな?

しかし、米のバイオの総本山、NIHの年間予算は3兆円。日本のすべての分野の研究所の年間予算と同じだそうだ。日本人でNIHのその予算の配分を決めてる委員会の委員をやっていた某先生とこの前お会いしてお話を聞いたのだけれども、ケタが違う。日本のバイオ研究は向こうに到底かなわない。

---

ということで、今は単身赴任で大阪のバイオの研究所のお仕事。もう4月からは東京に帰りますけど。
typodupeerror

物事のやり方は一つではない -- Perlな人

読み込み中...