割高な価格設定に感じるのは時代のせいか？ 部門

シャープ(株)は27日、「モバイルインターネットツール」と銘打った小型のARM系CPU搭載端末「NetWalker PC-Z1」を発表した。(参考：ニュースリリース)
カテゴリとしてはMID(Mobile Internet Device)に分類される端末だと思われるが、主だったスペックは以下の通り。

• CPU Freescale i.MX515 800MHz
• メインメモリ 512MB 固定
• 内蔵ストレージ 4GB Flash (ユーザエリアは約2GB)
• モニタ 1024 x 600 TFTタッチパネル
• I/F USB2.0 x1 / miniUSB2.0 x1 / microSDHCスロット / IEEE802.11b/g / ヘッドホン端子
• サイズ 161.4 x 108.7 x 19.7(最大24.8) mm
• 重量 約409g
• OS Ubuntu 9.04 カスタマイズ版
• 店頭予想価格 44,800円

ITmediaの記事やPC Watchの記事に詳しく記載されているが、バッテリーでおよそ10時間近く動作するというのはなかなか魅力的である。キーボードの出来については若干残念なようだが、これは製品版で多少なりとも改善されてくるかもしれない。
懐かしいLinux Zaurusの現代版かと心が浮き立つ諸兄も多いのではないだろうか？　ぜひとも実機を触ってみたいところだ。

Sankei Webの記事によると、KDDIは7月4日、「パソコンに携帯電話を接続して、インターネットにつなぐ個人向けのデータ通信サービスについて、料金定額制を新たに導入する方針」を明らかにした、とのことだ。
記事には、接続時の速度や方式についての記述はないが、価格については「イー・モバイルよりも高めを想定」とされている。具体的な部分は今後明らかになっていくのだろうが、「早ければ年内にも導入」というのは興味深い。

PC Watchの記事によると、Blure社は2006年10月下旬より、韓国Roan Digital社の超小型Windows PC「Roan Vega」を発売するとのことだ。Origamiライクな構成のPCで、キーボードは装備していない。

本体サイズは160x80x27.5(mm)で、標準時の重量は480gだが、別売のコンパクトバッテリを装着することで重量は350gになるという。主だったスペックは以下のとおり。

• Geode LX800(500MHz、ビデオ機能内蔵)
• AMD CS5536チップセット
• メモリ512MB / HDD 30GB
• 800×480 4.3型タッチパネル
• USB 2.0x2/mini USB 2.0x1/VGA出力x1/マイク端子x1/ヘッドホン端子x1
• バッテリ駆動時間 5.5h(標準) / 1.8h(コンパクト)
• WindowsXP Home Edition 英語版

ビレッジセンターのサイトにて、Windows Mobile向けの多機能エディタ「WZ Mobile」のベータテスター募集が行われている。現時点では「W-ZERO3/W-ZERO3[es]専用」とされており、ベータテストも両機種に限ったものであることに注意。
WindowsCE版の「Pocket WZ Editor」を愛用していた人には懐かしいアプリケーションが、名前を変えての登場である。PWZには数多くのファンがついたが、今度はどうだろうか？　ZERO3で文章を書く機会の多いユーザは、テスター登録を検討してみるのも面白いかも知れない。

本日12/14、WILLCOMの「W-ZERO3」が発売になった。マスコミへのお披露目時から話題を集め、予約開始日に各店舗で異例の行列ができ、ウィルコムストアでは殺到する予約希望者にサーバが大混雑状態になるなど、近年まれに見る話題性の高いガジェットだといえよう。
発売日の今日も「当日店頭販売分」を狙った行列ができたようで、入手性は相変わらず宜しくない様子。ウィルコムストアでの追加販売も抽選形式だったりと、欲しいのに手に入らない人にはもどかしい状況だ。初物好きでないのなら、ファームが落ち着くのを待つ意味でもしばし、様子見という選択肢が賢いかもしれない。
ところで奇しくも3年前の今日は、やはり大人気で売り切れ続出となったLinuxザウルス「SL-C700」の発売日だった。ZERO3を開発したシャープが「ゲンを担いだ」訳ではないだろうが、SL-C700のように「わずか半年で後継機が登場」という悲しい事態にはならないで欲しいところだ。

＞yoosee氏

簡単に表現だけ直しましたが、件のストーリーのタイトルと内容の一部が事実に即していないという指摘があります。
私のほうではちょっと時間が取れそうにないので、修正よろしくです。

ASCII24の記事によると、KDDI(株)は25日に行われた「第1四半期決算発表会」において、(株)ツーカーセルラー東京／(株)ツーカーセルラー東海／(株)ツーカーホン関西の3社を今年10月1日に吸収合併する、と発表したとのこと。
記事によれば、既存のサービスが劇的に変化することはなさそうだが、最終的にどのような形でブランド統合がなされるかについては「検討中」とのこと。ツーカー契約者がau携帯へ機種変する際の手順の整備や施策なども、今後整備されていくようだ。MNP導入を来年に控え、いかにユーザを掴んで生き残るかが問われる中での策の一つということだろうが、極めて特異なキャリアだった「ツーカー」が吸収されてしまうことにはやはり、一抹の寂しさを禁じえない。

さて、本日7/1より第二四半期が始まり、残酷な暑さに打ちのめされながらも皆さんがんばっているんじゃないかと思われる今日この頃。先頃、オリバー日記で報告があったように、Oliver氏も本日より晴れて社会人と相成ることに。

そこで思い出してみて欲しい。あなたが初めて社会に踏み出したあの日のことを（まだ踏み出していない方は、その日を思い浮かべて想像しよう）。無垢で純真だったあなたは何に驚き、心奪われ、嘆き悲しみ、喜び舞い踊りしただろうか？　そしてそんな中で、先達からのどんなアドバイスが身にしみただろうか？
固いことはいわない。そんな苦労を経てきたあなたからの「さりげない一言」を、Oliver氏に贈ってみないか？


## 要らぬ世話かとも思うけれど、/.JとしてOliver氏に何かお祝いできればなぁ、ということで。ダメダメならさっくり削除宜しくです＞ALL

PC Watchの記事によると、グリーンハウスは、容量2GBのSDメモリーカード「GH-SDC2GM」を1月下旬に発売予定、とのこと。店頭予想価格は148,000円前後ということで、容量だけでなくお値段もビッグサイズである。
2Gbitのフラッシュメモリを8枚実装しており、転送速度は10MB/sec。Linux Zaurus SL-C3000にこいつと4GB Microdriveを搭載すれば「10GBザウルス」の完成だが、動作確認済み/対応機種は「近日発表予定」とされているので、慌てて購入せずに様子を見たほうが安全かもしれない。

ITmediaの記事によると、腕時計メーカーのFossilが1月5日、世界初となる「Palm OS 搭載腕時計」と銘打った「Wrist PDA with Palm OS」を発表した、とのこと。(参考：2002年の発表時の記事)
このPalm腕時計、8Mバイトのメモリを内蔵し、液晶画面は160x160ピクセルのグレイスケールで、バックライトとタッチスクリーンを装備。スタイラスは時計のバックルに組み込まれているのだとか。
FOSSILとABACUSの両ブランドから発売されるそうで、FOSSILブランドの「FX2008」は$249、ABACUSブランドの「AU5005」は$199となっており、いずれもサイトを通じての直販のみで扱っているとのことだ。