「<夫婦別姓>認めない規定は合憲 最高裁初判断」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00000054-mai-soci
との事。
まぁ、そうなるよね。
違憲判断を問うと言うことであれば、社会一般論としての見解で判断されるだろうから、国や組織という中での”家族”という単位はそのように考えられるんだろうなと、立件されてから思いつつも、意外と違う判断もあるのかなぁとは思って見てた。
ただ、女性の立場としてのキャリアが旧姓で引き継がれないと困る、ってのは社会進出華々しい範囲、被告側が言ってた学会論文とかのキャリアとか、だけだと思われるわけで、まずはその辺の整備をしっかりせいよ!と具体的に判決づけられるといいのじゃなかったかなぁとも思ったり。
でもまあ立法側である「国会で論じられるべき」としたのは最低限はレールを引いたんだろうなと。
国民側としては、今の立法にそんな期待をかけるのは難しいと、激しく難しいと思われるわけで、一旦最高裁判断が出てしまった以上、しばらくは放置なんじゃないかと予想される。
ちなみに、同日判決の再婚禁止期間については違憲判断がされたので、どちらかというとこちらの方をさっさと解決に向けて進めて欲しいと思う次第。嫡出推定の議論は難しいかもしれないけど。
どっちの判決も、子供が振り回されて不利益を被っている点で判断がなされていると個人的には評価しているので、これらの社会的ルールに従って大人が子供達にあれやこれやと皺寄せしないで育ててって欲しい限りです。
だって、同じ兄弟姉妹で名字違うとか、ややこしい限りだし、法律で親の登録がされちゃうから無戸籍になっちゃうのもどうかと思うしね。
あとは、政権与党は税制の後始末やってから年越せと思う。(無理だろうが...