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416181 journal

Jadawinの日記: GPL v3 - 1. ソースコード 9

日記 by Jadawin
1. Source Code.

1. ソースコード

The "source code" for a work means the preferred form of the work
for making modifications to it. "Object code" means any non-source
version of a work.

[0.(8)] ソースコード("source code")
作成物であって、改変に適切な形式。

[0.(9)] オブジェクトコード("object code")
作成物であって、ソースコードではない形式。

The "Complete Corresponding Source Code" for a work in object code form
means all the source code needed to understand, adapt, modify, compile,
link, install, and run the work, excluding general-purpose tools used in
performing those activities but which are not part of the work. For
example, this includes any scripts used to control those activities, and
any shared libraries and dynamically linked subprograms that the work is
designed to require, such as by intimate data communication or control flow
between those subprograms and other parts of the work, and interface
definition files associated with the program source files.

[0.(10)] 対応する完全なソースコード("Complete Corresponding Source
Code")
オブジェクトコード形式に関して対応する完全なソースコードとは、理解
システム適合、改変、コンパイル、リンク、インストール、実行に必要なソー
スコードすべてを言う。(詳細は1.ソースコードを参照)

ただし、これらの行為に必要だが作成物の一部ではない一般用途のツールを除
く。例えば、これらの行為を制御するスクリプト、設計上、それらと作成物の
間で密接なデータ通信や制御の流れを必要とする共有ライブラリや動的リンク
下位プログラム、プログラムソースファイルに関連したインタフェース定義な
どを含む。

Complete Corresponding Source Code also includes any encryption or
authorization codes necessary to install and/or execute the source code of
the work, perhaps modified by you, in the recommended or principal context
of use, such that its functioning in all circumstances is identical to that
of the work, except as altered by your modifications. It also includes any
decryption codes necessary to access or unseal the work's output.
Notwithstanding this, a code need not be included in cases where use of the
work normally implies the user already has it.

対応する完全なソースコードは、作成物の実行またはインストールに必要とさ
れる、暗号または認証を含む。それらは、被ライセンス者によって変更されて
いるかもしれないが、被ライセンス者による変更を除き、推奨用途または主要
な使用状況において、その動作はすべての環境で作成物と同一でなければなら
ない。また、作成物の出力を開封するための復号コードも含む。しかしながら、
作成物の通常使用において、ユーザがそれらを保持していると仮定できる場合
は、それらのコードを含める必要はない。

Complete Corresponding Source Code need not include anything that users
can regenerate automatically from other parts of the Complete Corresponding
Source Code.

対応する完全なソースコードは、対応する完全なソースコードの他の部分から、
自動的に再生できるものに関しては含める必要がない。

As a special exception, the Complete Corresponding Source Code need
not include a particular subunit if (a) the identical subunit is
normally included as an adjunct in the distribution of either a major
essential component (kernel, window system, and so on) of the
operating system on which the executable runs or a compiler used to
produce the executable or an object code interpreter used to run it,
and (b) the subunit (aside from possible incidental extensions) serves
only to enable use of the work with that system component or compiler
or interpreter, or to implement a widely used or standard interface,
the implementation of which requires no patent license not already
generally available for software under this License.

特殊な例外として、対応する完全なソースコードは、次を満たす下位要素を含
む必要がない。

(a) 実行、コンパイラが実行可能形式を生成またはオブジェクトコード解釈系
が実行に必要とする下位要素と同一のものが、オペレーティングシステムのよ
り重要な要素に通常付加されている場合。より重要な要素には、カーネルやウィ
ンドウシステムなどがある。

(b) 偶発的な拡張を除き(訳注: どういった場合のこと???)、下位要素が
システム構成要素、翻訳系または解釈系と協調させるための機能だけを提供し
たり、広く利用されるまたは標準のインタフェースを実現し、このライセンス
に基づくソフトウェアが実装に利用不可能な特許を含まない場合。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • えっと、「possible incidental」を適当に Googleしたら、以下の文例がありました。
    Remember to bring a credit card for checking into the hotel. Although you have prepaid for the room, the hotel requires a credit card to cover any possible incidental charges to the room, such as phone calls, room service, etc. If this is a problem, please let us know.
    もし、これと同じニアンスだとすると、純粋に「システム構成要素、翻訳系または解釈系と協調させるための機能」 以外の拡張は全部ダメよんって言いたい気がします。
    • 僭越ながら俺訳を作ってみました。
      下位要素(あらゆる付加的な拡張を除く)で、システム構成要素、コンパイラ、インタプリタ、または広く利用されているか標準化されたインタフェース、全く特許のライセンスを要求しない実装で、まだこのライセンスで一般に利用可能になっていないもの、のいずれかとともに動作させることを可能にするためのみに提供されるもの。
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      • 参考になりました。が、文章構造の解釈が違うんじゃないかなぁ。

        #私も間違ってましたが。

        また、変だなと思ってたら、"aside from"って「〜はさておき」なんですが、
        この場合「〜だけじゃなく」という意味のようです。

        #私の日本語能力が怪しいなぁ。

        ということで、次のように改訳しました。

        「(あらゆる偶発的な拡張を含む)下位要素であって、システム構成要素、コ
        ンパイラ、またはインタープリタと協調させるため、もしくは広く利用され
        るかまたは標準化されたインタフェースを実現するためだけに働き、このラ
        イセンスに
        基づくソフトウェアの実装への利用がすでに可能な特許以外の特許を含まな
        い場合」

        #手元ではです。まだ、日記には反映していません。
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        • うーむ。私、学生時代は英語赤点常連だったんで、文章構造の解釈といわれると、実はまったく自信ないっす。(^^;;;;

          基本英語力がそのレベルなので、私の訳は、原文をながめて、
          要するに「他のアプリやOSが提供する APIライブラリをリンクしたり、CORBAとかのスタブを使用しても、そちら(利用したライブラリのソース)はソースとして含める必要がない」ってことを言いたいんだろうと推測してから、それにあうように単語を並べて作成してます。(^^;;;;;;;;;;;

          まぁ微力でも参考になったのなら幸いです。 お疲れ様でした。
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        • ちなみに、aside fromのところは、同じような感じで、API以外の機能を実装してるものは、ここでいうAPIライブラリには含めないよ。とクギを刺したいんだろうという推測で作文してます。
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  • by knomes (29884) on 2006年01月24日 16時33分 (#870427)
    "Complete Corresponding Source Code"の定義で、記述されている"adapt"は、著作権法でいう「翻案」ではないでしょうか? ソースコードを修正する改変と、元の著作物の表現を活かして新たな創作性有を付与する翻案を区別しているように思います。
  • by Anonymous Coward on 2006年01月17日 21時07分 (#865830)
    日本語にしにくいのですが、「a work」に対する修飾節の誌的な(?)対比を表現できないと、この2つを並べていることの意味あいを示せないのではないですか。
    • by Jadawin (2174) on 2006年01月21日 11時28分 (#868245) 日記
      へい。用語を取り出すことだけ考えていて、文章を訳すのを忘れていました。

      次を補完します。

      「ソースコード」は、ある作成物において改変に望ましい形式を意味する。
      「オブジェクトコード」は、作成物であって「ソースコード」形式でないものを意味する。

      #手元では。まだ、日記には反映していません。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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