Junosの日記: 『FACOM JEF 漢字コード系(99FR-0011-2)』 2
――という冊子が勤務先の書庫から出現、処分される前に確保。昭和55(1980)年10月2版。「富士通表示内字・外字11,510字の文字セット」なんて表現があったりして興味深いです。こういうの、歴史的資料として欲しい人はいるかなあ。
Junosさんのトモダチの日記、みんなの日記も見てね。 アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
――という冊子が勤務先の書庫から出現、処分される前に確保。昭和55(1980)年10月2版。「富士通表示内字・外字11,510字の文字セット」なんて表現があったりして興味深いです。こういうの、歴史的資料として欲しい人はいるかなあ。
http://gihyo.jp/magazine/SD/archive/2016/201612
すでに安岡先生の指摘があり、訂正も出ましたが、まだ気になるところはあるので簡単にメモ。
- ゼロからはじめる文字コード
* 2016年の記事でIVD / IVSに触れられないのはおおきな瑕疵かと。UTF-8の項で「ひらがなや漢字が3バイトで表現される」という不正確な表現が出てくる一因になっています。
* JIS X 0208ではギリシャ文字やキリル文字、罫線なども扱えます。
* UNICODEもJISで規格化されています(JIS X 0221)。そういえばISO/IEC 10646は出てこない……
* Microsoftが「OEMメーカーに対してJIS X 0208の拡張を許していた」とありますが、MS-DOS時代の日本語文字の取りあつかいは漢字ROMが主流で、MSが許す・許さないという話とは違うのではないかと。
- HTMLと文字コード
* 「指定した文字コードに存在しない文字を表現するには」、「Shift-JISをcharset属性に指定していると、JIS X 0213に含まれる第3水準漢字などが扱えません」とありますが、JIS X 0213にShift_JIS-2004が挙げられているのを取りあげないのはまあいいとして、そのあとの「文字参照を使う」であつかう方法を挙げているのですから、正確に表現できていません。「文字集合」と「文字符号化方式」と「文字コード」の使い分けがうまくできていないからですね。
- Javaと文字コード
* char型と「文字」の使い分けがうまくできていません。そのためか、「Unicodeでの文字数の概念」というよくわからない表現が出てきます。
- MySQLと文字コード
* 「latin1(ISO 8859-1)」が突然登場します。
さんざん悩んだあげく、認識されたデバイス(Pocket_PC)のOBEX Object Pushアイコンににファイルをドラッグ & ドロップしたらあっさり成功。なんということか……「クイック接続」の「ファイル転送」でうまくいかないってのはちょっとないよ……
他に「設定」で「接続」タブの「ビーム」、「すべての着信ビームを受信する」をチェックする必要があったけど、振りかえってみればささいなことだ。備忘録としてメモしておく。
ちょっと故あってIBM PalmTop PC110を引っぱり出してきてスイッチを入れてみたらなんとちゃんと起動した。驚くには値しないと思われるかもしれないが、コンデンサの劣化にともなって起動しなくなる現象利用しなくなる前から有名だったのだ。
まあさすがにバッテリは使いものにならなくなっていて、一度抜いたら起動関係の設定が変わってしまった。これはBIOSの設定が失われたに違いないとEasy-Setup(このころはBIOSもIBM純正)を起動して元に戻したのだが、どうも画面の色使いがしっくりこない。なんでだろうとつらつら考えていたら思いだした。隠し機能で配色を何パターンかに変更できたのだった。しかしそれを何で知ったのか(書籍だったような気がするが)もどうやるのかも全然記憶にない……しょうがないのでGoogleで検索したらもうすこしまともなTipsが掲載されている次のURLを見つけた:
http://www.thinkpad-club.com/webforum/archive/pt11001.html
これを元に試行錯誤し、ようやくCtrl+PgDn / PgUpで配色変更できることを確認した。いまさら誰も興味ないだろうから、備忘録としてここに記録する次第。
なおこれは余談だが、これもGoogleでPC110でも利用できるバッテリーPanasonic VW-VBD1の情報を検索したところ互換製品の情報を発見した。なんと容量が2200mAhだという。ちなみに純正品は1200mAh。15年で八割増しと考えればいいのだろうか。地道な性能改善努力の底力を思い知らされた。
気がつけば使いはじめて二ヶ月ほど。とりとめなく感想を連ねると、
* 動作は全体に緩慢。OSによる部分も多いと思われるが、W-ZERO3メールなど作りがあきらかに練りこみ不足のものも。
* ヘッドフォンを利用しての音楽再生時にノイズがかなり目立つ。ミュージックプレイヤーとして考えると許しがたいレベル。
* モデムとしても利用しているが、当初は勝手に切断されることが多かった。これはPPP設定の「LCP拡張を使う」をオフにしたらほとんど発生しなくなった。
* イルミネーションキーもキーボードも思っていたより使える。
* タッチパネルはスタイラスは使わなくても指でけっこういける。
といった感じ。もっといいものが作れるはずなのでウィルコムとシャープには精進してほしいところ。OSはWindowsMobileじゃなくていいからさ。
rootが存在しないとかログインが禁止されているとか言うけれど、嘘言うんじゃありません。たしかに正攻法ではできませんが、ちょっとやりかたを変えればできるじゃないですか。それもかなりこわい状態で。
# 日経Linux7月号付属DVDの7.04で確認。
……このほうが次の点でずっと危険じゃありませんか?
1) 知らない、または中途半端に知っている人はUbuntuは安全だと信じる。
2) よく知っている人は1)の人の裏をかける。
氏のブログの「バカがよく釣れる」を読んで悲しくなった。あの中村正三郎がこんな醜態をさらすようになるとは……
氏は「善意」氏のコメントを引用し「ののさん」氏のコメントを引用しないことで二人のコメントが同等のもであるかのように印象操作している。その上で「匿名でしか批判を書けないような奴は、まともな人間の社会じゃ、幼児かクズ扱いなのがわからないのね」と両者をまとめて切り捨て、社会は不平等だと情緒的に訴える。しかし、読めばわかるが「ののさん」氏のコメントは中村氏の文章に具体的に反論していて「善意」氏のコメントと同列にあつかうことはできない。またその内容は中村氏よりも豊富な知識に裏打ちされているように読め、その意味で匿名でコメントする人をバカとすることへの具体的な反証になっている。
中村氏がよほど腹に据えかねたのであろうことは行間から強く伝わってくる。しかし氏の(特に経済学関係の)意見には「ののさん」氏にかぎらず多くの人が違和感を表明したり誤りを指摘したり反論したりしている。そのすべてを、内容にかかわらずバカのすることだと切り捨てる態度は負け惜しみにしか読めない。もし氏が「こういう連中、匿名で書けば書くほど、日本の経済学ってやっぱほかで使えない連中の吹き溜まりだと、世間には思われるということがわからないんだね」と本当に信じているのなら読者を見くびりすぎている。Webの普及により匿名での発言があたりまえになったいま、大事なのは「誰が」ではなく「何を」だということを多くの人が知りつつあるのだから。
そのような裸の王様みたいな姿は見るに忍びない。かつての活躍は過去のものとして別れを告げるときが来たのだろう。さようなら、中村正三郎さん……
# 匿名とは何かという論点もあるがそれはいずれ機会があれば。
- Lotus1-2-3 97からのインポート
罫線はなくなるしシートの名前はなくなるしあえて計算式で入力してあったリテラルが全部計算されてしまって元の計算式はなくなるし、でまあ使いものになりません。
- Excel 95形式へのエクスポート
日本語が全部失われて(正確には'?'になって)しまって使いものになりません。文字符号化方式の変換処理がうまく働いていないと考えられます。
以上、Windows版を元にした記述でした。しかしこんな化石みたいなソフトに関する情報書いて私以外の誰かの参考になるんですかねえ。
一部のWebデザイナーは透明GIFで余白を空けるテーブルレイアウトをまだまだ平気で作るんだから、そんなの遠い未来の話じゃないの?
と、今年を振りかえって思ったことその一。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常