KAMUIの日記: 柳沢厚労大臣発言の全文を探してみる。 7
日記 by
KAMUI
いや、女性を「機械」に例えたというのは確かにアレだが、テレビも新聞も「その部分」しか取り上げないつ〜のが一寸違和感なので。全文は見つからなかったが「要旨」なるものが見つかった。しかもスポーツ報知の記事・・・って、何でスポーツ新聞だけ?
◆柳沢厚生労働相発言要旨 なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、女性は15~50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。ほかからは生まれようがない。
産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、
あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない。
・・・「機械」云々はさて置き、問題部分を本来意図していたであろう「産む女性の数が決まったとなると」てな風に要約して置き換えて見ると、前後も全く普通の話をしてると思う訳だが、女性から見てどうなんじゃろか?
少なくとも、野党が審議拒否に出るつ〜のは何かビミョーに違う気がするんだけど。
まとまりなくコメントしてみる (スコア:1)
柳沢氏の言わんとすることはよーくわかるのですが「機械に喩えちゃあかん」と本人や、似た意識を持つ世の多くの男性に伝えたいです。謝っても遅いっつの。言い直して「産む役割」つったって一度過敏に受け取った人に対しては大差ない響きだったろうなぁ、と。
子供を産むかどうか、ひいては結婚するかどうかは非常に個人的な、デリケートな問題なので「言葉に気をつけすぎる」ということはないと思います。
「会社の歯車」に喩えられても仕事へのモチベーションが変わらない人にはニュアンスが伝わらないかな……
Re:まとまりなくコメントしてみる (スコア:0)
逆にそういった重要な生産を出来る手作業のブランド品工場(少量生産)って意味も読み取れる。発言の中でも謝っているじゃん。
神経質になりすぎると悪意の無い言葉も悪意と捕らえちゃうんだよね。
それだから女の気持ちが分からないと言われても構わない。逆に男の気持ちが分からないんだって思うし。お互い譲り合おうね。男女(女男かw)平等だからさ。
それに分からない同士だから惹かれあうんだよ。
Re:まとまりなくコメントしてみる (スコア:0)
一方は酷いことを言われたと訴え、
もう一方はそんなに酷いことは言っていないと弁解する。
いじめてるとかそういう事ではありませんよ。
お互いに相手を理解する努力をせずに相手に理解を求めるのは甘えでありわがまま。
この辺の人格の欠如が未婚率の増大、ひいては少子化にも関係してるのだろう。
あ、あなたの人格に問題があるとかそういうつもりじゃないですよ。
このコメントで気を悪くしたらごめんなさいね。
そもそも少子化対策が (スコア:1)
ほっとけ!
みたいな。話の元がアレだから結果物もアレに成らざるを得ないというだけの話じゃないかと思うんですがどうでしょうかね。産ますのが目的じゃないですよね。
小沢さんが (スコア:1)
あの発言に某政党の女性みたいにヒステリックに反応するようじゃ、それこそ少子化は
とまらないかと。
最近、ブラックジョーク含めて、マスコミが馬鹿になったのか、解釈が浅すぎて
なんでもうるさく言う傾向があるのにちょっと辟易してます。
もう少し懐の深さを見せてほしい…。
#ACは価値ある発言してください
雑感 (スコア:0)
少子化の重要性と柳沢発言の問題点 (スコア:0)
まず、少子化対策の重要性について疑義が提起されておりますが、ことは「余計なお世話」程度じゃ済みません。
これまでの社会や社会制度というのは、ある程度の若者と、ある程度の高齢者が安定して存在し続けることを前提にして構築されております。年金しかり、生活保護しかり、雇用制度、医療、経済構造…全部そうです。ところが、これから人口減少が急速に進んでいく。経済規模は縮小し、労働者の負担は増え、医療費は増大の一途をたどる。負担が増えるだけならまだましで、負担するだけ負担して、年金などがなくなってしまうかもしれない。
とにかくいま重要なのは、この人口減少、少子高齢化社会の進展をどうにか減速させることなんです。とにかく変化が急速すぎる。時間がほしい。そうしないと日本の社会は崩壊してしまいます。
その場しのぎの策でもいいから、とにかく人口減少を抑制し、その間に社会制度を少子高齢社会対応に作り変える必要があるんです。
少子高齢化は我々だけの問題ではなく、将来の世代の生活に大きく関わる、非常に重要な問題です。
その上で、今回の柳沢発言。
まあ、女性を機械に喩えるのはいいですよ。我々男性なぞ、種付け機や、下手をするとATMに喩えられるんですから。そんな言い草は世間じゃよくあることで、別に特別だとは思わない。まあ、公的な場でこんな失言をする人間が大臣として勤まるのか、という疑問はありますが。
でもそんなことよりもっと重大な問題があります。
彼は「女性にがんばってもらうしかない」と言いました。
夫の職が不安定で収入が低い、大人になるまで育てきれるかわからない、近所のつながりが希薄で自分ひとりで全部面倒をみなくちゃいけない、子供生んだらもう社会に出られない…そういう不安や負担があるから生もうとは思えないんでしょう?だから少子化になる。がんばれない社会だから少子化になっているのに、「がんばれ」とは馬鹿じゃないかと。何にもわかっちゃいないです。
安心して生めるようにしなければならないはずなのに、こいつはその気があるのか。「大変だ大変だ」と説得すれば子供産んでくれるとでも思っているのか。どうしようもない馬鹿ですわ。まったく、こんな人間が厚生労働大臣なんだから、信じられません。
もうひとつ、「15歳から50歳までの女性に(がんばって…)」といいました。
15歳ですよ!15歳!ドラマ「14歳の母」をごらんになったかたは多いと思いますが、現実はもっと厳しいんでしょう。とてもじゃないが15歳で出産できるような社会環境じゃない!なのに何が「がんばれ」か!貴様がまずがんばれよ、と叫びたい気持ちでいっぱいです。高齢出産の危険性についての配慮もまったくない発言で、はっきり申し上げて、厚生労働大臣として必要な基礎知識が完全に欠落しています。
この責任は、もちろん本人にあるのではなく、任命権者である安倍総理にあると言えるでしょう。内閣発足から3ヶ月、あまりに不祥事が多すぎます。明らかに、人事が間違っています。一度人事を適切に刷新するべきです。そして、安倍総理は人を見る目も、動かす能力もないのだから即刻おやめになるべきだ。向いてませんよ。