KAMUIの日記： ぷらいべいとるぅむ。 5
日記 by
KAMUI
朝日新聞デジタル：「女性トイレ禁止は差別」提訴へ 性同一性障害の公務員
経産省は、女性の服装や休憩室の使用は認めたものの、女性トイレの使用は原則として許可しなかった。この職員が情報公開請求して開示された資料によると、女性トイレの使用を認めない理由について、経産省は①労働安全衛生法の省令で男女別のトイレ設置が定められている②女性職員の了解が不可欠だが、２人から「抵抗感がある」との声があがった――などと説明。戸籍上の性別を女性に変えない限り、障害者トイレを使ってもらい、女性トイレを望む場合は異動ごとに同障害を公表して同僚の理解を得るよう求める原則を確認した、としている。
省令の方はまだしも、女性の抵抗感の方が大きいんじゃないかな？ 女性用トイレに「性別・男性」の人が入るのを許容しちゃうと（昨今、性同一性障害ではない女装者もそれなりに居るのが明らかだし、盗撮の心配もあるので）女性側からすると「安心して用を足せない」ってのはあると思う。かつてSAPAで男性用トイレ使ってたら、女性用トイレ渋滞に耐えかねたのかオバチャン集団がズカズカ入ってきたことがあって、かなりビックリして思わず「放流が止まった」記憶があるけど、逆やったらそれこそ・・・ねぇ。
この場合の「抵抗感」ってのは論理じゃなく感情（いわゆる「嫌なものは嫌」）なので、克服するのはかなり難しいかと。
ある程度の譲歩をした上で相手にも譲歩を求める（この場合「同僚の理解を得る」ってのはそうした考え方だと思う）のではなく「裁判に訴える」ってのは、どっちかってーと悪手の様な気がしなくもない。「女性側からの反発」が増大する可能性もあるんじゃないかな・・・
＃まぁ、難しい問題ではあるんだろうけど。
性別の使い分け (スコア:0)
戸籍が男性なのは平気なんですかね。
女性扱いをしたら「男性なのに男性扱いしないのは差別だ」と言いだすかも？
一種のジャイアニズム (スコア:0)
＞この場合の「抵抗感」ってのは論理じゃなく感情（いわゆる「嫌なものは嫌」）なので、克服するのはかなり難しいかと。
というのが、まさに性同一性障害の人が訴えている問題そのものだと思うんですけどね。
肉体は男性でも「脳」が感じる自分の性別が「女性」なのだから、
周りが男性な所で用を足すこのとへの抵抗感が大きい。それも
＞「抵抗感」ってのは論理じゃなく感情（いわゆる「嫌なものは嫌」）なので、克服するのはかなり難しいかと。
という話。
「性同一性障害ってものは存在しない！彼（彼女？）のは仮病です！はい、これが専門医の診断書！」
と主張しているのならまた別の話だけど、彼の性同一性障害を認めるなら
自分の感情は尊重すべきだけど彼／彼女の感情は無視しろってのは実に身勝手すぎるかと。
Re:一種のジャイアニズム (スコア:1)
暴論を思いついた:
生得の***と―することが出来ない人だから社会的*****と―することができない、
という悩みを訴訟で解決するしかなしというならご勝手に、というくらいしか。
// 原告の周囲からカウンターの訴訟をされたら大困りだろうなあ。
Re:一種のジャイアニズム (スコア:2)
暴論を思いついた:
障害者は障害者トイレへ。
Re:一種のジャイアニズム (スコア:1)
だから問題はそこなんですよ。経産省がこの人物に女性用トイレを使うのを認めなかった理由の一つとして「一部の女性に拒否感がある」という点があげられている。
現在、男性用・女性用トイレが並んで設置されてるのが普通なので忘れがちですが現在の「女性用トイレ」ってのは、男性用トイレの方が多かったり共同トイレしかなくて
かつての「個室使えばいいじゃないか」って状況から見れば、まさしく「女性が勝ち取った権利」のひとつな訳で、そこを考えないと
「彼／彼女の感情は尊重すべきだけど自分（女性）たちの感情は無視しろってのは実に身勝手すぎる」
という話になる。これは話の持って行き方次第で、女性の「性同一性障害の人に対する感情」が悪化する原因になりかねないってことです。
ちゃんと話をして納得したものならまだしも「裁判所が認めたから云々」で押し付けるのは、感情に対しては悪い方向にしか働かないでしょう。
この人が取るべきは「女性用トイレを使わせろ」じゃなく「疾患によって性別適合手術が受けられないので、対応可能な法改正を求める」だったんじゃないかと思います。