KENNの日記： 北欧でSIMを買いまくる

といっても、スウェーデンとフィンランドの2ヶ国だけど。

• スウェーデン：Telia

  海外プリペイドSIM導入マニュアル──「スウェーデン・ストックホルムLTE 2014年」編をじっくり読み込んで決定。「元スウェーデン国営」ということでエリア広そう、というのが購入の決め手。おかげで滞在地でも無事使えた。価格はSIM本体が100SEK、2GB/7日分のチャージが99SEKで199SEK(日本円で3000円弱)。キャリアのショップで直接購入。アクティベーションもその場で実施。PINコードの入力のみで使える。

  ちなみに一緒に行った人はこのあたりでWi-Fiルータをレンタルしていったんだけど、現地ではうまく電波が掴めずじまい。この手の海外用ルータって、現地のどの通信会社と契約しているかとか、日本国内のような詳細なエリアマップがないので(もちろん現地の通信会社のサイトでは、日本のキャリアと同様なマップが見れる)、自分の目的地で本当に使えるかどうかは、出発前には確認しようがないということを、今回思い知った次第。

• フィンランド：Saunalahti

  スウェーデンで買ったTeliaは、フィンランドのSoneraとの合弁なので、SIMもそのまま使えるかと多少期待してたんだけど、明示的に通信事業者を選択しても使えなかったので、代わりに調達したのがコレ。ローミングで指定すれば行けたのかなぁ。

  世界遺産になってるスオメンリンナの要塞に唯一あるスーパー(というか雑貨屋。ここには普通に生活している人もいるらしい)で購入。購入金額が4.9ユーロなのに、6ユーロ分のチャージが付いてくるという不思議な状況。データ通信は1ヶ月4.9ユーロなので、チャージしなくてもこのまま使える。チャージはATMでもできるらしい。

ちなみに、端末はNexus7を使った訳だが、結局コレでSMSを送信するにはどうすれば良いのか判らずじまい。Saunalahtiの方は開通するとSMSでメッセージが飛んでくるのだが、内容は全部フィンランド語。海外プリペイドSIM導入マニュアル──「フィンランド・ヘルシンキ2012年」編によれば、SMSで「18258」宛に本文をENGLISHと記述して送信すれば英語になるらしいのだが、Nexus7標準のハングアウトではSMS関連の設定項目が表示されないので、送りようがない。受信自体もハングアウトではなく「シンプルメッセージレシーバ」なるもので表示されるだけで、返信するインターフェースがない。

今回の2社はどちらもPINコード入力だけで使えたからいいものの、SMSでアクティベーションするケースだと、別のSMSアプリを入れないとどうにもならない感じ。