KENNの日記: さらばSpaceSaver 2
日記 by
KENN
長年使ってるSpace Saver Keyboardを使いたいがためにPS/2ポート付きのマザーに買い替えた、と日記に書いたのはもう6年ほど前のこと。購入したのはもちろんそれよりも前、そもそもIBMがまだPC事業をやっている頃の話なので、多分15年以上使ってたことになる。
先日インストールしたWindows10でも問題なく使えていたのだが、お盆明けに起動すると、そもそもログイン時にリターンキーでパスワードが確定できない。パスワード入力後、リターンキーを使わずにログインすればとりあえず使えるのだが、今度はしばらくするとキーボード入力自体一切受け付けなくなる。でも、TrackPointは問題ない。
いろいろ確認すると、どうもリターンキーやバックスペースキーなどの入力がおかしい。会社からキーボードを借りてきたりしてチェックした結果、キーボードの故障が確定。
最近はPCの利用頻度自体も下がってきていたが、使えないとなると少々困る。ということで代替品を発注。長年SpaceSaverを使い続けた結果、PC作業スペース周辺には、そもそも物理的にマウスを置く場所がない。トラックボールも今一つ肌に合わないので、TrackPointは必須だ。
評判通り打鍵感がしょぼくなったが、会社で時々X230とか使ってるので、それほど気にはならない。そもそも利用頻度が高くないし。
これでついにPS/2ポートともお別れだ。とはいえ、足元で稼働しているサーバー機はまだPS/2キーボードが付いてるので、全廃した訳ではないけれど。
bluetooth版をSurfaceで使ってますよ (スコア:2)
トラックボールとトラックポイント愛用ってのはマイナーなのはよく分かってるのですが
マウスとトラックパッドがどうしてもなじめない…
KVMスイッチを使ったPS/2の延命策 (スコア:0)
自分が愛用していたKVMスイッチATEN CS1784 [aten.com]はキーボード接続用端子がUSBですが、別途PS/2-USB変換ケーブルが付属しており、PS/2キーボードが正式にサポートされていました。
自分は愛用していたHHKBのPS/2モデルを将来に渡り継続して使いたいと考え購入し、下記の構成で使用していました。
■HHKB(PS/2)-(PS/2)変換コネクタ(USB)-(USB)KVMスイッチ(USB)-(USB)PC■
このATEN CS1784のキーボードエミュレーション機能というのが優れものだったのか、切り替え時にマウスやキーボードを見失うこともなく、不具合もありませんでした。
おそらく、PS/2-USB変換コネクタでは解消できない部分をキーボードエミュレーション機能が吸収して解消しているのだと思います。
複数PC持ちで、かつPS/2を活用したいのであれば、こういう機能のあるKVMスイッチを確保しておくと良いのではないでしょうか。
※安価なKVMスイッチにこの機能は無いと思いますので、購入検討される場合はスペック表をよく確認ください。
※KVMスイッチの「V」ですが、意外と規格の変遷が早く時代に置いて行かれるので、Vは使わないという割り切りが必要。
※arduinoなどで、このエミュレーション機能を自作したり、それを販売したりするバイタリティが欲しいな。