我が家は昨年末から年明けにかけて非常事態宣言状態でした。
クリスマスイブの朝方3時頃に嫁から叩き起こされて、何事かと思ったら、お義父さんが発作を起こした状態になっているのを発見。以前に脳挫傷になったこともあるので、慌てて119番したところ、心臓マッサージをしながら待つように言われ、その後救急車で搬送。病院について色々と検査をしましたが、脳挫傷の影響による「てんかん」の発作ということで、今回は一安心。とりあえずは緊急入院して様子を見ることになりました。嫁はお義母さんを脳梗塞で失っていることもあり、終始不安が拭えない様子。次の日に先生の話を聞くために病院へ行って、お義父さんの様子も見ましたが、身体はなんとか動くけれども会話ができない。本人は何かを訴えたい様子ですが言葉が出なくて苦しそうでした。「てんかん」が起こると性格も変わることもあるという話も先生からあり、実際、ちょっと怒りっぽくなった感じがします。
お義父さんが入院していることもあり、近所に住む嫁のおじさん夫婦に「今年は年末年始の集まりは中止だよ」って伝えようと思って、12/31の昼くらいからおじさん夫婦に電話をしていたんですが、どっちも電話に出なくて、「おかしいなぁ、どっか出かけてるんかなぁ」と家まで行ってみたけど車はちゃんと駐車場にある。そうこうしている内に15時くらいに突然おばさんから電話があって、電話向こうで泣きじゃくりながら「おっちゃんが死んだ!おっちゃんが死んだ!!」と泣き叫んでいる。こっちもびっくりしながらも、救急車の手配をしながら、おじさんの家へ。風呂場で倒れているおじさんを確認。呼吸も脈もないので心臓マッサージをしながら人工呼吸も必死でやりました。まだ体温が暖かいからなんとかならんかと思いながら一生懸命に繰り返し呼びかけながら救急隊員の到着を待ちました。救急隊員の方が来られて見てもらったところ、「残念ですが手遅れですので病院に運ぶことは出来ないし、どこの病院もこの状態だと受け入れてはくれないでしょう」とのこと。その後は自宅で亡くなったと言うこともあり派出所から来られた警察の方に続き、事件性があるかの確認の為、鑑識の方、刑事の方と続々と来られて調書を取り、最後は死亡鑑定の為、お医者さんが来られ死亡鑑定書を作成しました。途中の空いた時間でおじさんの息子・娘達へ連絡し亡くなったことを知らせていたので、続々と親族が集まっていました。死亡鑑定書は一旦警察が預かるので後で警察署に取りに来て下さいと言われました。見つかったのが15時でしたが、まだ身体が温かったのは風呂が熱かった為で、実際に亡くなったのは午後1時前後で死因はヒートショックだろうという事でした。鑑定書を受け取って遺体の安置も必要なので葬儀屋の手配などをして、遺体の引き取りをしてもらって、一段落したのは1月1日の朝3時頃。今年の除夜の鐘ほど寂しい気持ちになった正月は今まで無かったです。まぁでも、苦しくなくポックリと死にたいと言っていたおじさんらしい死に方だねって皆で話してました。コロナ禍ということもあり親族だけで「ちいさなお葬式」を選んで1/2に葬儀・火葬をしました。今でもおじさんがもういないというのが不思議な感じで、遊びに行ったら居そうな気がするんですよね。とても残念でなりません。
そんな訳でここ1ヶ月は凄く気分がだだ下がり状態ですが、今年もよろしくお願いします。