パスワードを忘れた? アカウント作成
13219178 journal
日記

Kyoutarou.Nekoの日記: ネットワークの中の律子さん(その28) 1

日記 by Kyoutarou.Neko

その28
私、田村律子は今日の打ち上げのようなことがやりたかった。ビール片手にカンパーイっいって酒のつまみを食べながら今日の反省会をする。そのためにビジネスホテルの一階に入っているコンビニで酒のつまみは夕食食べる前に買ってあった。ビジネスホテルに帰って置いてある浴衣に着替える。エロ親父たちからの視線をさえぎるため、もちろん中にはTシャツとスパッツを着こんでいる。京太郎の携帯に電話する。数コールで繋がった。
「準備いい?」
「はい、いいですよ」
「財布は忘れないでね」
「何でです?」
「なんでも」
「分かりました。じゃあ16階で待ち合わせということで」
電話を切った。
16階に行ったらもう京太郎は居た。
「京太郎、先に風呂から出たら待っておくこと。私が先なら待つし」
「はい、分かりました」
よく見るとビールを飲むいい場所があった。真ん中に座れるところがあり、それぞれ男湯女湯、西と東に分かれている。そして、私たちはお風呂に向かった。私は体を洗いながら今日の失態について考えていた。あんなことになるなんて思ってもみなかった。そつなくこなせるもんだとばかり思ってた。ちょっと事態をなめてたね。夕食でだいぶ心がほぐれたけどもうひと押し欲しいわね。体が洗い終わり湯船に浸かる。東京の夜景が見える。こんなに明るいんだね。結構きれい。贅沢贅沢。男性の風呂は女性の風呂より早い。あんまり待たすのも悪いのでここらへんで上がるか。体を拭いてスパッツとTシャツを着こんで浴衣を着る。出たら案の定、京太郎が上がっていた。
「待った?」
「いいえ、あんまり。何なんです?財布は持ってきましたが何するんですか?」
「ビール飲むに決まってんじゃない。そこの自動販売機で売っているでしょ?おつまみは私がもう買っているよ」
「じゃあ、ビール買いますか。律子さんがおつまみ買ってきたんならビールは僕が買いますよ」
おつまみを挟んで座った私に,京太郎がビールを1缶よこす。
「「カンパーイ」」
それぞれビールを開けて飲む。
「京太郎、今日はお疲れ様」
「律子さんもお疲れ様」
「お互いあんなに緊張するとはねー」
「そうですね。まあ、なんとかやりこなしましたけど」
「国際会議の時はどうしよ?」
「行き当たりばったりしかないんじゃないですか?今日みたいに直前に緊張し始めるなんてこともありますし」
「そうだね。どうしようね」
まあ、今から考えても仕方ないか。私たちは談笑し合い今日を終えた。

エピローグ 
次の日、研究会はあったけど私たちは聞いているだけなので何も問題は無かった。会が終わり教官に挨拶して帰路につく。
電車に乗りN市につくと工学部キャンパスを目指しお互い歩いた。工学部の敷地に入り研究室につくとえも言われぬ感慨が襲ってきた。もう研究会は終わったのよ。
「お疲れ様でした」
京太郎と互いに言い合い今日は終わった。
その28終わり
第十話終わり

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

ソースを見ろ -- ある4桁UID

読み込み中...