L.Entisの日記: ゲームの本質に関する考察
まず、いかなるゲームも以下の条件は必要条件であると考えられる。
1. 目的とルールが存在する
2. プレイヤーの行動が世界(結果)に影響を与える
1 において、目的は全ての行動に意味を与え、ルールは世界を形作る。
2 は当然のことなのでここでは無視する。要するに世界に対するインターフェースの存在である。
ゲームにおいては特に目的が重要であると考えられる。
ルールだけを提供する類のコンピューターゲームが存在するが、それはゲームではなく世界を提供しているのであり、世界が遊びの場や遊び道具を提供してい
るのであって、それ自体はゲームではない。
例えば、「将棋」から敵の王を討ち取るという目的を取り外すと、将棋盤という世界がただ存在するだけである。
その将棋盤の上で、「金」を転がして、その結果に応じて、将棋盤の端をぐるぐる回るように駒を進めるゲームをプレイしたとしても、それは「将棋」ではな
い。多分、「金転がし」という別のゲームである。
(リアルなシミュレーターが作り出す世界の中で、サッカーや野球で遊ぶことが出来たとしても、シミュレーター自体はゲームではない。)
さて、上の条件を満たした上で、以下のいずれかの条件を満たしているものがゲームであると考えられる。
3. 未来を確率的に予測でき、しかし具体的にどうなるかという確実な予測が困難であること
4. 「遊び」を提供している
あるいは、1, 2 のみで十分条件かもしれない。
3 はテーブル系のゲームであり、4 はスポーツ系のゲームである。
(ここでの「遊び」(の本質)は、世界に対する即時応答性と、応答の意外性にあると考える)
コンピューターゲームにおいては、3 や 4 の要素は複合的である場合が多い。
一般的には、3 は思考系、4 はアクション(リアルタイム)系である。
※自分家の研究日誌から転載
※読み返して、世のゲームについて、無理やりゲーム性を見出そうとする自分がいる…(^^;;;
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