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L.Entisの日記: 犯罪予備軍と犯罪者

日記 by L.Entis
ちょっと表トピックに関連して。

犯罪予備軍は、犯罪者ではありません。
誰かが勝手な基準を当てはめてそう呼んでいるだけのものです。
「犯罪予備軍は社会のリスクだから」と言う理由で「犯罪予備軍を犯罪者にしてしまう」(法律を変えてしまう)ことは、その法律改正の理由としては全く不十分です。
少なくともそんなことをしたところで、理由にしたはずの「社会のリスク」なんて何も軽減しないことは明白です。

例えば、「人を殺したい」と思ったり、「殺してやる」なんて言ったことを根拠にして、そういう経験のある人を犯罪予備軍だと勝手に決め付けることは簡単だけど、「殺してやる」と発言することを法律上の犯罪にしたところで、何も変わりません。
(「殺してやる」と言わないようにみんなが気をつけるようになるだけで、本当に犯罪を犯す人にはなんら効果は無いでしょう)
法律を考えるときには、そんな安易な連想ゲームのような短絡思考ではなく、本当に犯罪を起こす人に対して実際に効果があるように考えなければなりません。

(児童ポルノで言えば、児童ポルノの所持を犯罪と定義して、片っ端からしょっ引いていったところで、実際に児童ポルノ行為を行う犯罪者を減らせなければ意味がありません。なぜなら、児童ポルノ行為が社会の悪だという説明は十分になされていますが(一部矛盾を含んでいますが)、創作児童ポルノの単純所持がどのように社会の悪なのかという説明は全く不十分で(少なくとも犯罪行為を行わない人は善良な市民である)、創作児童ポルノの所持者をすべて犯罪者として扱うと、場合によっては社会にとって(人的)損失になる可能性すらあります(その前に違法化されれば処分するでしょうけど、それは何も社会に利益をもたらさないでしょう))


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それと、例えば「犯罪者の99%が毎日ご飯を食べていた」としても「ご飯を毎日食べていること」をもって「犯罪者予備軍」と呼べるかどうか、この手の話をする人には、もう一度思い出していただきたいですね。
まあ、児童ポルノの場合には、所持者と犯罪者とで、いくらか正相関が存在するだろうということは予想できることではありますが。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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