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170475 journal

L.Entisの日記: 1, 2, 3, 沢山、マルチメディア、IT 5

日記 by L.Entis
IT(情報技術)って、言葉の意味から言えば、極端な話、コンピュータ使わなくてもITは可能ですもんね。

例えば、引越しの際に、段ボール箱にある規則に基づいて3桁の英数字を振って、更に、その3桁の英数字の中身の詳細のリストを一方で作っておけば、引越し先でダンボールを仕分ける処理を効率化できます。
これもITと言えますよね。

ただなんでそれを「わざわざITと呼ぶのか」っていうのは、20年ほど前の「マルチメディア」と同じでただのブームなのだと思います。
結局、一般人には 1, 2, 3, ... それ以上は沢山で区別できないし理解も出来ないから思考停止して「マルチメディア」だとか「IT」だとか言っているに過ぎないのでしょう。
「理解できないそれら」を言い表す言葉が存在しないと、言語としては不便ですから。
少なくとも、「マルチメディア」はCD-ROMディスクのことではありませんし、「IT」はインターネットやパソコンのことではありませんし。



全然関係ありませんが、ちょっと他の人のスラド日記から辿って行ったところで、現在のパソコンは一昔前のスパコン並みの性能だから大抵の計算はパソコンで出来る、だからスパコンの応用範囲は狭くなっているのに、巨額の費用をかけてスパコンを開発するのは巨砲主義で時代にそぐわなくなってきている、というような主旨の発言を見かけたような気がします。
まあ、パソコンが一昔前のスパコンの性能に匹敵するって言うのは、PC-9801の時代でもそうだったわけで、………で、何十年か経ちましたけど、その後スパコンは要らなくなりましたか? と聞きたいです。
前にも書きましたが、性能が上がると、応用範囲は広がっていくわけで…
(ただしそれはパソコンも然り………携帯型コンピュータも然り………小型方面は性能的に飽和が近そうな(でも少なくとも携帯電話でフルハイビジョン動画を楽々再生できる程度の性能は欲しいのですが)気はしますが、上方向はまだまだ広大な肥沃大地(スパコンで扱えるようになることで実りのある分野)が広がっているように思えます)

ところで、現在のパソコンCPUの性能は、命令のレイテンシ的な面でだいぶ頭打ち感があります。
のでだいぶ前からレイテンシ隠しのための並列性の向上に方向転換していて、更には複数スレッド化、複数コア化してきています。
そう言うわけで、私も自前レンダラなどはもう随分前からマルチスレッド化に対応しているわけですが、恐らくマルチコア化の先にはGPUとの一体化、あるいはGPU的FPUの搭載(いやどっちも同じ意味か)があるんじゃないかと思ってワクテカしているのですが、大抵のパソコンで必要とされる処理はそういうものではなく、1本のスレッドが高速に走ることであって、SSEですらまともに使ってもらえないというのは(x64なら一応使ってくれるのかな?)多分、ほとんど変わらないんじゃないかと思います。
重たい動画を再生することを除けば、現在のパソコン用CPUは、一般的用途における要求性能をほとんど満たしているんじゃないかなと。
そうすると、今のマイコンや組み込み系の軽量CPUみたいな位置づけに、普通のパソコンも移行してきて、ハイエンドなパソコン(?)とは分離すると言う、昔のパソコンとワークステーションなどの分離がもう一度起こっても不思議ではないような気がします、というか、もうすでに起こり始めているような気がします。(みんなノートパソコンで普通に仕事している人が多いと聞くし)
(それに普通の作業で待たされるって言うのは、ネットワークやディスクアクセス関係がほとんどで、CPUの計算で待たされてる人ってほとんど居ないんじゃないかと思います)
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2009年12月02日 12時37分 (#1681905)

    >> 前にも書きましたが、性能が上がると、応用範囲は広がっていくわけで…

    >> 重たい動画を再生することを除けば、現在のパソコン用CPUは、一般的用途における要求性能をほとんど満たしているんじゃないかなと。

    は完全に矛盾している気がしますが.;-)

    極論をすれば,現在の個人向けのパソコン1台づつが全て地球シミュレータで置き換われば,色々と個人でできることも増えるでしょう.それで何か良いことがあるかもしれません.でも,「それは必要ですか?」と言われたら明らかに不要でしょう.今回の仕分けに関しても,そういう「この予算に見合うだけの必要性があるのですか?」という観点からの議論だったのに,説明する側が「とにかく必要だ」しか言わないから逆に必要性が全く感じられなくなってしまったわけですよねぇ.

    で,実際に例のスーパーコンピュータに必要性があるかどうかという話ですが,内部関係者のオフレコな敗戦の弁を人づてに聞いたところでは,やっぱり「完成すれば使う人がいる(はず)→必要だ」というだけで,具体的に「~のために必要」というのは何一つ無かったらしく,そういうソフトウェア開発して利用する側とハードウェア開発側が完全に乖離している体制自体が敗因だった,という結論らしいです.つまり,(「技術の育成」とかいう話を無視して)単純に「世界一のスーパーコンピュータが必要かどうか」で言えば,「予算をもらって作っちまえば,あとはユーザがいるはずだから我々の知ったこっちゃない」というのが実情だったわけで,「不要」とまでは言えないものの,少なくとも「必要かどうかは全くわからない」という話だったわけです.

    • by Anonymous Coward

      中の人ですが,それはだいぶ違いますね.

      はじめからアプリケーションをどうするか,と言う話が一体となって議論されていて,そちらの研究開発予算も(まぁ個人的にはかなり少ないとは思うけど.開発用の手元の PC とか持ち出しだし)どかんと付いて,平行でプロジェクトが進んでいます.まずスパコンを作る,というのが最初というのは否定しませんが,乖離しているというのはまったくちがう.しかし一般の報道を見てもアプリ開発プロジェクトに言及している記事等はほとんどないので,そう誤解されてしまうのも仕方のないことなのかも知れませんが.何故ここまで無視されて,間違った前提の意見がネットに限らずリアルな世界でも,はびこっているのか不思議です.

      あと矛盾しているとされている2つは一方はスパコンの用途の話,もう一方はパソコンの話であるのでそもそも比較するのはおかしいと思います.外野から失礼しました.

      • by Anonymous Coward

        >何故ここまで無視されて,間違った前提の意見がネットに限らずリアルな世界でも,はびこっているのか不思議です.
        不思議でもなんでもない。
        当事者が(相手がそちらへの誘導すらしていたにもかかわらず)口に出さないのだから。

        #そして別のセクションは別の予算で動いているってのも都合良く無視する人も居る。

      • by Anonymous Coward

        元の通りすがりの者です

        >> 中の人ですが

        の「中」がどこを指しているかによって知っている事情は違うでしょうね.私が人づてに聞いた敗戦の弁というのは研究現場とか研究所とかではありません.(ある意味で)もっと上の方の内部事情ですので,そういう人たちの認識としてはそうだった,ということでしょう.(もちろん具体的にどこの誰なのかも聞いていますが,それは当然書けません.;-p)

        >> あと矛盾しているとされている2つは一方はスパコンの用途の話,もう一方はパソコンの話

        「計算機の進化」「処理目的と処理能力のバランスの問題」というくくりで言えば,どちらでも同じです.逆に「スパコンだからパソコンと違って~なのだ」という話があるなら,それを挙げるべきでは?

        • >「計算機の進化」「処理目的と処理能力のバランスの問題」というくくりで言えば,どちらでも同じです.

          う~~~ん、違うような…
          確かに Intel x86 系 CPU を見れば、同時期のよりハイエンドなプロセッサの思想や技術を取り入れて進化してきているように見えます。
          ただ、用途が違いますし、スパコンってのはプロセッサ単体を指すわけではありませんしね…
          例えば全く同時期に全く同じプロセッサを搭載したパソコンと、スパコンがあったとして、同じだと言えますか?

          それに、スパコンのプロセッサって必ずしもパソコン用CPUのような進化をしてきているとは限らないと思いますし。
          私は詳しいわけではありませんが(昔にブルーバックスで読んだ程度)、特化された(簡易で安価な)プロセッサを大量に繋げたスパコンだってありますよね。
          これは要するに、現在のCPUを沢山集めて作るスパコンより、GPUを沢山集めたほうが安くて高性能な(但しある目的に特化された)スパコンが出来る、というのに似ていると思います。(そもそもGPUもそう言うものですし、目的に特化しているから安くて高性能と言う)
          (それにもともとスパコンはベクトル型中心だったので(昔の情報処理などの教本の記憶や Wikipedia その他が間違えていなければ)、汎用プロセッサとは異なるかと)

          パソコンのCPUが10年前のスパコンの性能と同じで、10年前にスパコンでやっていた計算を小型コンピュータ(パソコン)でやるようになったとして、同時期のスパコンは同時期のパソコンでは出来ない目的に使うわけですし、それにパソコンは大規模計算などの研究目的に特化しているわけではありませんよね。

          もはやパソコンで出来ない大規模計算が無い、と言えるならまだしも、そう言う計算はあるわけで、あとはその計算で生み出されるものとのコストの兼ね合いの問題になるだけで、ともかくスパコンはもはや不要、とはならないでしょう。(ACさんが言いたいところとは違うかもしれませんが、私が言いたいのはここ)
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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