L.Entisの日記: 教えて、スパコン 1
予算を要求している文部科学省の責任者やコンピューターに詳しい専門家を交えての再仕分け作業となる。
昨日のニコ動生放送「ニコニコ生討論会 事業仕分けを考える」で、ホリエモンが「スパコンなんて大して必要ない、それに需要のほとんどが軍事用」という主旨の発言をしていたことに象徴されるように、ネットなどでは「スパコンの主要需要は軍事」という主張を時々見かけるように思います。
(因みに、ホリエモンはそれに先立って、「最近は市販のCPUやGPUを繋ぎ合わせた廉価なスパコンが主流になってきている」という趣旨の発言をして、だからあんなの必要ない(ついでに需要も大してない、せいぜい軍事くらい)というニュアンスではありましたが)
確かに、一般的なニュース話題などでは、スパコン「による」科学的成果はほとんど報道される事はなく(まあ当然と言えば当然、研究成果を主体に報道し、わざわざ使った道具の説明はしないでしょう)、スパコンといえばPS3で某国がスパコン作れるんじゃないか的なことの方が「スパコンとしては」目立ったりするような気がします。
しかし、私にはスパコンの主要需要が軍事だとはとても思えません。
官と民を合わせた研究や開発などで必要とされるスパコンの需要全体に対して、軍事の研究開発で必要とされるスパコンの需要が圧倒するでしょうか?
企業や大学にあるスパコンや地球シミュレータなどが、軍事関係中心に使用されるでしょうか?
軍事がほとんどだと言っている人には、是非ともその理由を教えていただきたいです。
というより、私個人の興味としては、客観的なスパコン需要がどうなっているか、そういうことが知りたいですね。
なんかそう言うことが全然出てこないで、イメージ中心で語られているように感じるんですよね。
因みに私のスパコンのイメージでは、素粒子物理学や宇宙論の研究ではスパコンは絶対必須だし、近年では生物学・医療などの分野での分子シミュレーションなどにも応用出来るようになってきていますし、その他、風洞実験を必要とする分野のコンピュータシミュレーション化など、かなり広い応用分野を支えている感じなのですが…
需要はあるでしょ (スコア:0)
ただ、誰もがTOP500に載るようなレベルのマシンが必要かというと、必ずしもそうではない事例が多いだけで。まぁ、速けりゃ速いに越したことはないんですが、金も時間も有限ですから。
# 順番待ちをして速いマシンを使うか、そこそこのマシンで時間を
# かけて計算するかという話。前者の待ち時間>後者の計算時間なら、
# 待ってる意味がない。
とはいえ、最高スペックのマシンを開発する過程で得られた技術がフィードバックされた結果、多くの人が高い計算性能を享受できるという側面もあるでしょう。
# 実際ウチの会社はSX-8入れてるし(w