LARTHの日記: 異世界種族の謎 28
日記 by
LARTH
エルフ、ドワーフ、獣人、鬼っぽいのとかよく出てくる。設定は色々あるんだけど、生殖能力を持ったハーフが普通に存在するってのが多い。それって「種としては同じで民族が違うだけ」なんじゃないのかな。
だとすると、人間以外は血統を重視する少数民族。
エルフは長命とされるが、せいぜい2~3倍ぐらいだろう。代償として代謝が低いんだけど魔法で補ってるって感じか。
もっとも、人間が現実のと基本同じって前提が崩れりゃグダグダなんだが。
犬なんて (スコア:2)
宇宙人が見たらチワワとセントバーナードが同じ種(亜種ですらない)とはおもわんだろうってこってす。
元々は…… (スコア:2)
指輪物語のエルフは不老不死(病気や怪我では死ぬけど、基本的にある年齢以降は齢を取らない)の半神的種族で、いわゆる「ハーフエルフ」は歴史上数えるほどしか居ない例外的存在だったかと。(しかも、指輪物語の「人間とエルフの両方の血を引いてる者」の多くは、人間とエルフだけじゃなくて、マイアールと言われる下級神の血も引いてるので、話は更にややこしい事に)
で、指輪物語の影響を強く受けたRPGのD&Dで、指輪物語のエルフ/ハーフエルフをそのまま使うとチート過ぎるんで、弱体化させたのが、今の一般的なファンタジーものにおけるエルフ/ハーフエルフの起源では無いかと。
なんで、どのエルフの話をしてるかで、話は全然違うかと。
Re:元々は…… (スコア:2)
両者は種族的には同じということになりますね
ハーフオークも存在するみたい
Re:元々は…… (スコア:2)
ただ、指輪物語のハーフオークはズッコンバッコン・ギジギシアンアンの結果じゃなくて、魔法的な方法によって作られたもの、と云う説も有ったかと。(指輪物語世界のオークは日光が苦手なんで、人間とかけ合わせる事で、日光への耐性を付けた、とか)
一般的なハーフオークのイメージの起源はD&Dじゃないかと。
Re:元々は…… (スコア:1)
もしご存知でした教示いただきたい。
ハイエルフって何由来?
Googleでウィキペディアサイト限定で検索すると『ロードス島戦記』(1988)
がヒットする。それとはウィキペディアのエルフの項目を見てもハイエルフ
なる記述はなさそう。
Re:元々は…… (スコア:2)
まず、指輪物語だと、エルフの中でもいくつか氏族が有って、氏族ごとに能力の優劣は有る。
なので、「ハイエルフ」に近い概念は有るけど、「ハイエルフ」と呼ばれてる訳じゃない。
(ただ、ややこしい事に、能力的に下の方のエルフ氏族でも、人間からすると超チート)
ハイエルフと云う言葉そのものが使われ出したのは「ロードス島戦記」および同じ世界観の話で、後付設定で、「ロードス島戦記」のキャラの1人であるディードリットが通常のエルフじゃなくて、エルフの上位種族の出身と云う事になったのが最初かと。で、「ハイエルフ」は、その「エルフの上位種族」の呼び名。(考えてみれば、すごく即物的な種族名)
あと、洋ゲーなんかでも、エルフのイメージは分裂(弓矢が得意な「自然の種族」「野生の種族」的な感じと「高度な(魔法)文明を持った種族」)してるみたいで、同じ世界観で文化や能力が違う2種類(以上)のエルフが存在する場合も有るみたいですが、その場合も「ハイエルフ」みたいな呼び名は使われる事が少ないような気が。(その世界観における架空の歴史に由来する種族名とか)
Re:元々は…… (スコア:1)
多謝。
これで『ロードス島戦記』よりも古いハイエルフなどいないという悪魔の証明
を張り合いに後半生を暮らしていけるかもしれない気分になりました。
願わくはリアル歴史改変する時間旅行者が現れませんように。
Re: (スコア:0)
こんなの [saloon.jp]あったけど。
Re:元々は…… (スコア:1)
(#3580253)、(#3580269)どちらもご指摘多謝。
論戦(この件はそうでないです、為念)ほかで結論尚早な場合、もっと重要な
指摘が登場するのはよくあること。理解が深くなってありがたい。
短編のボンバディル、「行って帰った」全1巻、小活字文庫全6巻通読したきり
のワナビーなので覚えていなくてもあまり強く非難しないでほしい。。。
Re: (スコア:0)
種族ではなく称号みたいなもんか。
Re: (スコア:0)
> エルフの中でもいくつか氏族が有って
森エルフとか灰色エルフとかいるんでしたっけ?
> 弓矢が得意な「自然の種族」「野生の種族」的な感じと「高度な(魔法)文明を持った種族」
指輪の段階ですでにこんな感じに分裂してません?
そもそも指輪作ったのもエルフでしたよね?
ネアンデルターレンシスが現代にも共存してるようなもん (スコア:1)
亜種くらいの違いかと。
くっころ (スコア:0)
人間以外では子供ができない設定もあるので一概には言えない。
設定がグダグダなだけかもしれないが。
一方でそれを思い込みとして利用したレディガンナーシリーズなんてのもある。
Re: (スコア:0)
いわゆる異世界物じゃないけど、スレイヤーズの
ディルギア「おいおいおい。あんまり無茶を言わんでくれよ。――まあ、相手が、グラマーなゴブリンとか、
小柄なサイクロプスとか言うんだったらまだしも……お前、何が悲しゅーて人間の女なんかを
抱かにゃーならんっつーのだ?……第一こんなのが相手じゃあ、立つものも立たねぇぜ」
ヌンサ「さあ、卵を産め」
が印象に残ってる。
モンスターの生態については研究が進んでないので、その種に関してもよく分かっておらず、
同じ種でも人間が勝手に別の名前をつけて呼んでるだけ説を推したい。
カエルとオタマジャクシ,青虫と蝶々でも、見た目は全然違うだろ?
イルカやクジラは魚類じゃないんですよ。
魔法がある異世界なのに (スコア:0)
生物学の法則が地球と同じだと思うほうがどうかしてる。
オスかメスの片方しかいなくて人間の異性をさらわないと繁殖できないとか、エルフの寿命は人間の10倍くらい(ただし成人するまでの成長速度は人間とあまり変わらない)とかハイエルフは寿命がないとかとか普通にあるけど
Re: (スコア:0)
法則が違って全種族が交配可能なら、やはりそれは「種としては同じで民族が違うだけ」でしょう。
にしても、生殖能力のあるハーフが普通に存在する作品って、そんなにありますかね。
#「エルフとダークエルフのハーフ」「それ肌の色が違うだけとちゃうん?」
Re:魔法がある異世界なのに (スコア:1)
オークのオスが人間などの女性と交配可能って設定はよく見かけますが、オークも民族が違うだけなんだろうか…
「どの種族と交配しても生まれるのはオーク」ってあたりは、ジガバチっぽいですが
Re: (スコア:0)
ヤマメとサクラマスの関係かも知れん
Re:魔法がある異世界なのに (スコア:2)
生まれたときはオーク広い世界を見た奴は違うのになるってこと?
アーミッシュが青年期数年間だけアーミッシュ生活を離れるんだけど、そのままアーミッシュに帰らないってのに似てるのか?
Re: (スコア:0)
「オーク年代記 カパックの冒険」を思い出した。
Re:魔法がある異世界なのに (スコア:1)
「ダークエルフは日焼けしたエルフ」って何だったっけなあ…
Re:魔法がある異世界なのに (スコア:1)
ダークエルフ:巨乳
それ以外のエルフ:貧乳
Re:魔法がある異世界なのに (スコア:2)
揉める乳ならどちらもOK。
Re: (スコア:0)
無乳は乳にあらずと言うか
# さすがにACで
亜人 (スコア:0)
異世界のそれらのこと一般に亜人というわけで、
亜人てことは、人と祖を同じくする種と考えるべきだろう。
魔力による突然変異とかそんな感じ。
ネアンデルタール人とクロマニョン人が交配できたかどうかは怪しいそうだが、
そんな話。
Re: (スコア:0)
>亜人
などといいつつエルフは精霊の系譜だったりするからなぁ。よぐわがんね。
ハーフエルフはトールキンの半エルフ(notハーフエルフ)からのTRPG、小説のロードス島戦記のコンボで一気にメジャーな種族として認知されたからねぇ。考証とかよりも先に。
他のハーフは「ハーフエルフがいるならほかのもいるだろう」くらいにしか感じられない軽いものしか見たことがない。
っていうかハーフエルフに比べるとわりと珍しい。ハーフドワーフとかまずいない。(無論全くではない)
つかそのあたりになると本来「人間以外の種族同士の混血」の話が出てきて大変ややこしくなるはずなんだが、まあ少ないよね。
Re: (スコア:0)
隔世遺伝はわりと出てくるイメージなんだけど、たいてい両親同じ種族なので父母子全員違う種族というのは珍しい。
子供を迫害するための舞台設定だから仕方ないかもだけど。
異類婚姻譚 (スコア:0)
ファンタジーの伝統、というしか。
ギリシャ神話なんぞそこらじゅうに半神半人が出てくるけど、神と人は民族の違いじゃない。
…けど、ヘラクレスは死後神となってるからよくわからん。