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日記

LARTHの日記: ラノベに見る会話過多症候群 16

日記 by LARTH

名もなき門番との挨拶を毎回ダラダラ続けたりとか、ストーリーにほぼ無関係な大して意味の無い1~2行で済みそうな解説を20~30行ぐらいの会話でやっちゃうとか、重要なことなんだけどだらだらとした会話で説明するもんだから要点掴みにくいとか…。

ギャルゲやエロゲのバックログに酷似してるんじゃないかと思う次第。

// 枯れない桜の呪いってまだ完結してなかったんだ

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  • by miyuri (33181) on 2020年07月07日 12時22分 (#3847046) 日記

    凡そ我々が見ないであろう実写てれびばんぐみも、似たようなものかもしらない。

  •  この手の台詞主体の表現手法はアニメから入ってくる層をメインターゲットにして発展した技法じゃないかと思われます。
     アニメ、マンガを絡めたメディアミックス展開でコンテンツを展開することが念頭にあるわけだから、表現手法もそれに寄ったものになるのはまあ自然な流れかと。

     思えば、トールキン小説で唐突に挟まれる謎の歌とかも当時としては慣れ親しまれたメディアに沿った形態なのだろうなぁ。現代の我々にとっては読みにくくてしょうがないけど。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
  • by jerry_fish (32739) on 2020年07月07日 20時12分 (#3847420) 日記

    web小説なんかだと地の文を読まない、ってのが読者傾向にあるらしいです。
    深夜の原作付きアニメを観てるとweb小説が多いので、普通の書籍も引きずられているのでしょうか。
    最近は通勤通学時間とか昼休みに電子書籍やweb小説を読む人が多いらしいので、
    気分転換に疲れない小説が好まれるなんて話もきいたことがあります。

    そこら辺の影響があるのかなあと愚考します。

    --
    ☆大きい羊は美しい☆
  • いにしえに新井素子という少女小説家がラノベを切り開きまして。
    その頃からの伝統的な手法です。
    漢字すくなめのひとりごとと会話と空白でお話を進めるという。
    その頃は斬新な表現でした。
    本体は「あと書き」で小説は添え物という「あと書き作家」説も。

  • by Anonymous Coward on 2020年07月06日 23時18分 (#3846785)

    漫画だと1ページあたりの原稿料がいつまでたっても変わらないからどんどん大ゴマ化が進むみたいな

    • by Anonymous Coward

      ソースコード1行いくらで請け負ったプログラマみたいなものですね。
      異様にコメント行が多くなると。

  • by Anonymous Coward on 2020年07月07日 3時10分 (#3846840)

    あるキャラが生まれ、死にました。

    この中間部分をどれだけ引き伸ばすしか、話作れないわけだし、シンプルな話ですよ。

  • by Anonymous Coward on 2020年07月07日 3時33分 (#3846844)

    コントを小説にしたという説がありますね
    ラノベまでつながりがあるのかまではわかりませんが

  • 男は女に近づくと、髪をつかんで、ことさらゆっくりと頭をうしろへそらした。女の無力さを楽しんでいるのだ。女は口を開き、男を受け入れた。

    男は情欲を抑えられなくなっていた。女は期待されているとおりにふるまった。知るかぎりのテクニックを駆使し、情熱ではなく不安と大胆さで自分を駆り立てて、恋人のように男を喜ばせた。長くはかからなかった。まもなく、男の全身から汗が噴きだすのを感じ、男が愚かしいうめき声を漏らすのを聞き、ペニスがくちびるのあいだでびくんと動くのを感じた。

    女の心のなかで、ふたつの感情が混じりあい、やがてひとつの思いつきにまとまりはじめた。ひとつは、男に対する、根深く、血がたぎるような増悪。もうひとつは、自分自身の邪悪さという、新たに発見した強烈な感覚。女はその恐しい場所え、この連中に連れてこられたのだった。そこには愛もやさしさもない。あるのはただ、陰惨な死と、けっして満足することのない欲望だけ。その欲望は、みずからを食らい、出くわした者を、同じ暗い自滅の領域へとひきずりこむ。女は思い描いた。死体だらけの夜を。見知らぬ死んだ子どもたちと、友人たちと、大好きだった姉の墓地となった家を。人生の旅路の果てとなるこの不潔な巣穴を。これからどうするか、これからどうなるかなんて、もうどうでもよかった。警察は助けにきてはくれないだろう。だれも助けにきてくれない。いま、なにをやらなければならないのかは、はじめから、姉の死体を見たときからはっきりしていた。実際、単純きわまりないことだった。

    男は達しようとしていた。最初の温かい噴出を喉の奥に感じるまで、女は待った。もしも信心深かったら、女は神に感謝していたことだろう。一瞬でもいいから男を圧倒する力がほしいと願い、それがかなえられたのだから。女は目をつぶって、握りしめたこぶしのごとく、顎に増悪をこめた。殺せはしないでしょうね、と女は、歯を食いしばりながら考えた。だけど、これで十分だわ。

    そして温かい血が脚と裸の腿にはねかかるのを感じながら、女は弾かれたように立ちあがった。いっぽう、男は絶叫しながら女の髪を放し、噴きだす血を止めようとした。女は横を向くと、悪臭を放つ肉片をぺっと吐きだした。男は脚を切断された獣のようにわめいていた。女には妙なる調べのように聞こえた。腿にかかった血が冷える感覚も心地よかった。

                                          Dallas William Mayrの某閑散期より

  • by Anonymous Coward on 2020年07月07日 10時37分 (#3846984)

    元がWEB小説からだと、そういう細かいところですらいじるのを嫌う人(作者、読者)がいるので、さわらない。
    さらに担当の人もめんどくさがって、そもそも推敲とかしない。
    その上校閲にすら出していない物もある(誤字そのまま出版される)

    その流れがWEB小説初ではないラノベにも来ています。
    (昔から出版している作者の人だけ優遇は当たり前。初回の作者は賞を取らなければ、なにもされない)

  • by Anonymous Coward on 2020年07月07日 17時57分 (#3847325)

    女の長電話とか井戸端会議なんてあんなもんじゃないのかなあ。

    逆に自分みたいなのが主人公だと、話がすすまんだろう。

  • by Anonymous Coward on 2020年07月07日 20時54分 (#3847445)

    お前ら普段会話しないのかとかその情報いつのまに共有したんだとか。

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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