Ledの日記: ゲーデルの哲学 読了
日記 by
Led
昔から読書感想文の類は苦手なのだが、とりあえず書いてみる。
この本ではゲーデルの証明した内容およびその関連する数学論理学に関する厳密な記述は無い。
それでもこの本に価値を与える内容は、ゲーデルが不完全性定理を証明するに当たって彼の置かれた社会的な状況であったり、そんな人となりが事細かに記されていることだろう。
哲学屋さんの話の進め方にはこちらとしてどうも納得が行かないのだが、不完全性定理から始まって、神の存在論、人間機械論など様々な方向へ話しを広げている点は大変興味深い。ただし哲学屋さんの常として著者の意見がかかれていないのは残念だ。
っと不満ばっかり書いてしまったが、自分がそもそも本を買うことになって、それを一気に読んでしまうというのは大変まれな出来事なのである。なので、興味深さのポイントとしては他の本に比べて大変高い本である事はまちがいない。どちらかと言うとこの本を読んでもっとゲーデルについて知りたくなったという方が正確だろう。そのためにもう一冊本を買いこんであるし、「不完全性定理って何?」と言う人にはオススメな本である事に変わり無い。
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