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669118 journal
NTT

Lefの日記: GNU GPLの法的な問題点に関する資料

日記 by Lef

さて、IPAから(正確にはSOFTICというべきなのかもしれませんが)GNU GPLに関する報告書が出たらしい。
日経エレクトロニクスの年間購読者向けの別冊ということで、一瞬入手は絶望的かと思ったものの、日経BPさんのありがたい対応のおかげで手に入れることができることに。
しかし、なんで「エレクトロニクス」?日経ソフトウェアとかならまだわかりやすいけど。
ってなわけで、まだ手元にはないんですが、GPLの法的な問題に関する資料は、かなり少ないのでそれなりに貴重な資料になりそう。

672178 journal
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Lefの日記: 「オープンソース」の価値

日記 by Lef

matzさんにみてもらった記念(笑)で、コメントするときに考えたことを。
(しかし、どこをどう辿ったら僕のところにたどり着くんだろう…)

スタンスを明文化するのは難しいけど、オープンソースに魅力を感じる開発者のひとつのパターンとして、オープンソースの価値とはなにかという感じでだらだらと。

オープンソースであるというのは、ライセンスのように直接的な意味があるわけではなくて、結局のところ看板やブランドといったものじゃないだろうか。OSI Certifiedとか考えると、のれん分けとか段位とかそういう感じかも?
オープンソースを名乗る意味はブランド効果にある、と。
だって名乗らなくても直接的に失うものはないよね?
別にオープンソースと名乗らなくてもバザール開発はできるし、ライセンスだってGNU GPLでもBSDLでいいし。
いずれにせよ、そのブランドを持つ大元の人々が、どうみえるかを大切に考えて行動してくれないとブランドの価値は落ちる。

あと、同じ旗の元に集まるってのは、やっぱり力になるはず。(フランチャイズ?(笑))
(個人的には、GNU GPLとBSDLを同居させたってのはすごく大きいと思う)
LAMPとかいってないでオープンソースにしとけよ、とか。
もちろん、人が集まれば諍いが起きるもんだし、立場の違う人たちがひとつにまとめるのはすごく大変だろう。
でも、開発者にとって、特にマイノリティであることで受けていたデメリットを考えれば、魅力は大きいと思うんだけど。
力を合わせられれば。

さて、じゃあいま国内では実際にそういう雰囲気があるかっていうと、微妙だと思う。
定義から外れてはいても、オープンソースという表記が市民権を得たおかげで、ブランド的なメリットは随分ある気がする。オープンソースと名乗ると理解が得られやすいなんてのはその最たるもので。
でも、別に同じ旗の下にいる価値はあんまり出てない。だってみんな集まってないし。集まる場所もないし。イベントやる時くらい?
少なくともオープンソースの名の元に、効果的に組織力、政治力を使うという側面まではいってないような気がする。
ブランドに関しては、個々のプロダクトがオープンソースのブランド名をうまくつかっているおかげで相乗効果が出てるけど、どっかが汚したらそれまで、という危うさも感じる。

この間のみんなの考えた「オープンソース」の時に大きな反応が起きたのは、結局のところブランドの価値が落ちるという問題だったんじゃないだろうか。
実際、僕の周囲ではハッカーとして前途有望な複数の若者がオープンソースと名乗るのは怖いといって使わないようにしようと発言していたし、ある企業ではあるオープンソースプロダクトの進行がとまった。ブランドの評判が傷ついたわけだ。

なんか、このままだと「別にオープンソースと名乗らなくても困らないし」になりそうな気はする。

まあ、そもそもコードもろくにcontributeしない僕がいっても説得力ないんだけど。

あー、まとまらないけどこの辺で放棄。
要は、ブランドは「みんなで」大切にしていい印象を保つ状態になってないとよくないんじゃないかなあ、と。

672477 journal
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Lefの日記: オープンソースグループ・ジャパン 4

日記 by Lef

むむ。
いまみたらOpen Source Group Japan membersというページができている。
問い合わせの影響が少しでもあったならうれしい。

が。
ほとんどDebian関係者なのね…。
なんというか、FSIJと本当にちがうのかという不安が生じるよなあ…。
BSDコミュニティの空気とかいろいろちがったりしないかと思うんだけど、本当にDebianやGNUに偏らずに活動できるのかなあ。
まあ僕はどこにも属してないからわからんけど。

というか、こういう団体は偏りを避けるように、また偏ってないことを外部に示すために、メンバーを選ぶもんじゃないのかなあ。

672495 journal
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Lefの日記: RIETIの討論会の結果

日記 by Lef

さて、RIETIオープンソース関連政策討論会の議事録のβ版ができたらしい。
いけなかったんだけど、いかなくてもよかった気が…。
時間と内容からみて、議論以前にどうもネタ出しだったようだ。
進行がぬるかったのかなあ。mailとかから推測すると、どうも手際悪そうだったしなあ。

ただ、メンバーは豪華だったから現場だともっと得られることは多かったのかもしれない。

まあ、一番愉快なのは2003/07/02(水)から始まるらしい当日のストリーミング映像がWMV形式だってことだが(笑)。
すばらしいオープンソース政策だねえ…。
(一応mailには「申し訳ない」って書いてあるけど)

いま待ってるのは、最近いろんなところに記述されてる政府がライセンスについて検討したっていう資料。
なんか6月中に出る予定だったという話もあるのだけど。

674018 journal
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Lefの日記: オープンソースグループ・ジャパン

日記 by Lef

で。
期限的にはもう十分だと思うので、オープンソースグループ・ジャパン(以下OSGJ)にmailで聞いたことを。
(問題なければ返事いらないです、とmailに書いたのでwait入れざるを得なくなったという…間抜けですな)

Q)OSGJはどういう人がやってるのか?
GNU/FSF方面で有名な八田さんとか、日本UNIXユーザ会/Linux協会の能城さんが所属しているそうです。
あともちろん返事をしてくださったVAの佐渡さんも当然入るのでしょう。
ほかには、Debian開発関係者が多くいるとのこと。

Q)OSIとの関係は?
協調することはあっても独立した組織らしい。

Q)Googleで検索すると出てくる定款とか細則のページがトップから辿れないのはなぜ?
メンバー以外には意味がないうえに、組織の規模を誤解されそうだからだそうです。

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結論としていってしまえば、働きかける口はない&受け付ける体制でもないので、ユーザーを代表して動いてくれる組織ではないということじゃないかと。
所属している人に期待して、見ているしかないということですね。

とか書くと否定的にみえるかもしれないけど、残念だと思う面はあるものの、OSIもきっとそんな組織だと思うので、そこはあまり気にしてないというか。

問題は、ただ待っててもなにも解決しないということなんだけど、さてどうしたものやら。
いやまあ、待ってれば誰かやってくれそうな気もするんだけど(笑)。

674267 journal

Lefの日記: IME

日記 by Lef
もう未来のないWXGをなんとかしなくてはいけないので、ずるずると先のばしにしてきたIME変更を実施。
どうしてもATOKは嫌だったのでJapanist2003を購入してみた。
キーカスタマイズでデフォルト扱いのキーが変更できないとかいう不自由さがあっていきなり設定を解析する羽目に。
もう、これで駄目だったらATOKしかないわけだけど…。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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