Livingdeadの日記: Eclipse CDT がCygwinのgccを見つけてくれない & gdbの設定
日記 by
Livingdead
Eclipse Galileo で CDT 5.1.0.200906161748を使ってみる。Windows で cygwin の gcc とともに使うにはいくつかの設定が必要。
Cygwin toolchain のデフォルトではパスのとおっている gcc.exe と g++.exe が使われる。標準のインクルードパスはそこから自動的に検出されるらしい。んが、最近の Cygwin では実行ファイルが gcc.exe ではなく gcc-3.exe と gcc-4.exe となっている。ただし Cygwin の bash からは gcc.exe という名前で使うことができる。これは gcc.exe.lnk というリンクファイルが作られていて、cygwin ではそれをシンボリックリンクとして扱ってくれるからである。デフォルトのツールチェインの設定を変えることも考えたが、結局 gcc-3.exe と gcc-4.exeのうち使いたいほうを gcc.exe にコピーし、パスが通っていることを確認すると、CDTからコンパイラを見つけてもらえるようになった。
さて、続けてCDTからCygwinのgdbが使えるようにする。これはワークスペースの設定。Cygwinのgdbにとってのパス /cygdrive/c とWindowsにおけるパスC:\をマッピングしてやると、ステップ実行で正しいソースの行を追いかけてくれるようになる。
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