Maxの日記: デバイスを生かすも殺すもコンテンツ次第
出先で某社のインターネットアプライアンスのデモ。
タッチパネルをつかったキーボード&マウスレスにくわえて、
テンキーで番号による機能選択ができるというもの。
まだ試作だという話だが、こうやって顧客巡りをしているあたり
それなりのニーズはあるという目論見はあるのだろうと期待したが・・・
なんだか冷めたピザをかいがいしく持ってこられた感じ。
ターゲットはどのユーザ層なの?
何が彼らの要件なの?
それを実現するためにはこの製品は答えてくれるの?
過去の類似製品といったいどう違うの?
結局なにも答えてもらえなかった。
苦言と勉強不足の指摘を延々としているうちに腹が立ってきた。
あのさぁ、こっちはこれでもお仕事でこの手の製品をもう数年以上
試用したり調べたりしてるのよ。インフラだって初期構築だけでなく
かなりの人手と資金を投入して維持や利活用の向上に努めてるのよ。
そのなかで何が大切な事かというのはとっくに認識済み。
「インターネットにつながればオンラインショッピングもできて
地方格差は・・」「ネットワーク上に地域コミュニティを・・・」
なんて、ふた昔前の寝言をつらつらとプレゼンされて、感銘する
わけもない。
こちらからのヒントは「既存メディアの方式がなぜ残っているか」
「情報エージェントとは何か」「多種のアピアランスを要する
コンテンツ作成/運営にかかるコスト削減」「伝え聞きなどではない
生きた利用者意向の把握」だったが、判ってもらえたか。
タッチパネル式のATMの前でゴリラ化している人々がターゲットな
わけだから、そのことだけはちゃんと認識してくれ。
あの会社は基礎技術としてはコンシュマー向けにいいチャレンジを
してそれなりの実績や成功/失敗事例も持っているはず。社内の
そういう既存技術要素を組み合わせてシステムを作るだけでもかなり
いい線をいくものが作れるはずだ。ネットで世界が広がるなんていう
前に、自社グループの風通しとか総合力を高めてくれ。
とりあえずはキツイ要望を伝えた上で、いいものができたらロード
テストには協力する旨お話しして今日はお引き取り願った。
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