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Maxの日記: 日経ガバメントテクノロジ

日記 by Max

なんていう雑誌が創刊された。
仕事先でもアンケートか何かに答えたのか創刊号が送られてきた。

http://bpstore.nikkeibp.co.jp/mag/ngt.html

特集は民間からの人材登用をテーマにしていた。
私は5年ほど前に幸運に恵まれて、この先駆けのような立場でお仕事
をはじめたわけだが、当時から自治体や地域の公共インフラの構築に
ついては同じ課題があったわけだ。わずかな事例しかない時点で、
先に入り込めたのは本当に幸運だった。

いま民間からの登用が流行りだが、行政サービスに関わることは、
単に生業の確保というだけではない。自身がしっかりした信念を
持ってあたらないと、何も得ることはなく使い捨てられるだけという
結果に終わるかも知れないことは覚悟しておく必要があるだろう。

プロパー職員を専門職にできないのは自治体なりの理由があるから
だが、専門職を一時的にせよ民間登用にてまかなうということは
長期にわたり利用されるシステムを構築する上での一局面でしかない
ということは自治体側も登用される側も覚悟しておく必要がある。

民間からの一時雇用の持つ数々のリスクを廃し、先進技術を現場での
即戦力人材の登用をきっかけに自分たちのものにするためには、人事
制度の変革が必要だ。そして、それには例規や条例の再整備が必要に
なるわけで、それには数年以上の研究やネゴシエーションが必要なの
だ。これを怠ると登用される側は人材の使い捨ての被害者に終わるし、
悪評は優れた人材を自治体から遠ざける不毛な結果になってしまう。
専門技術職をおきたがらない自治体の多くのポリシーも考え直す
必要がある。

首長が変わっても継続して堅持されるビジョンとその具体化のための
ポリシーとして制度の改革は必須なのだと思う。

今は平成合併のお祭り騒ぎでITの統合や再構築が話題になり、技術者は
あちこちで必要とされているが、それが落ち着いたあとはこの需要は
先細りするのは目に見えている。技術者としては、やる気のある
市町村を選んで職を得るか、ワンステップとして知識やコネといった
技術者の糧を貪欲に構築し、利用し、最大限に将来に向けても利用でき
るように自ら整備する必要があると思う。

私について告白すれば、最初の数年はあまり自覚せずに目の前の仕事
を片付けることばかり考えていた。実績が後の糧になることは確かだが
結局は客員として行政サービスに関わる立場でしかない。その中で
何を自分が得るのかについて、ようやくこの2年程で考えるように
なった。同時に、自分の限界もそこで知ることになったのだが。
逆に、私だからこそできることも存在することを知った。
案外、それは技術分野ではなかったりするのだが。

同じようなキャリアパスを歩もうとされている方もいるかもしれないが
心してあたるべし、だと思う。

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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