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Maxの日記: PLC動向

日記 by Max

FTTHの調査の次はPLCですか・・・・(汗

JARLの電磁環境研究会の武藤氏の報告:
http://www.savehf.org/lib/jh5esm/hamfair2003/JARL_PLC2003jp.pdf

特区提案もけられているが、既存の無線通信業務に対する影響を
与えないような方式の模索がe-Japan計画の中でも述べられている。
「やりたいというなら既存の無線通信に対する影響を与えんように
 自分らで証明しなさい」
ということだろうか。

東洋通信機が45Mbpsの実用システムをスペインに納入した記事が
あちこちにあるが、東洋通信機のホームページからはなぜか
消えている。スペインは電力線からの電磁波漏洩に関する規制が
ないので、成り立っているんだろう。

あと、イスラエルは反対にあっているらしい。
ドイツではマンハイム、ドレスデンをはじめいくつかの都市で
供用されているようだけど、この二つ以外では人口の比較的
少ない地方都市でありエリアは限られている。
オーストリアも5地域ほど展開されているが、エリアは狭い。
どちらもまだ実験か?オランダは実証実験中止。小規模でしか適用
できないという判断。フィンランドも不認可で決定。先はない。
スコットランドはよくわからんなぁ・・・
撤退した欧州の企業も多数。国レベルで塗り絵をすると、結構な
面積だが、地域と利用世帯規模で展開してみると、もう消えかけ。

「わずかの設備投資で広範囲のサービス」というのは、現実を
考えるとまだありそうもない。

日本での実証実験の着手はどうなったんだろうかというと
漏洩低減の為の技術の検証に限定するよう要望が出ている。
徐々にやらないと、広範囲でのスペクトラム汚染を招く
ことになり無線通信業務を根幹から脅かすことになる。

これまでも450KHz以下の中波~長波の一般放送には使われて
いない帯域で、構内などの限定された範囲で、設置コストの
安価なインターホンのような用途で電力線に小出力で電波を
乗せて使っていたんだが、データ通信を行うならもっと上の
帯域を割り当てなきゃいけないわけで、既存の通信業務と干渉
する可能性は当然懸念される。

総務省動向としては、来年度実証実験のための法制度的な枠組み
が設けられるということか。JARLとしてはPLC技術開発企業の暴走
を恐れているようだが、この技術が一番欲しかっただろうはずの
電力系のプロバイダやキャリアがこぞって光にシフトしたわけで、
いまさらPLCなんて・・・ということかも。もちろん通信事業者間
でのパワーゲームに類することなんだろうが。

・・・あんまり先はない感じがするんだが。

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