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Maxの日記: Sound Systems on Linux: From the Past To the Future(1)

日記 by Max

SuSE社員であり、ALSAチームのコアメンバである岩井氏の最近の文書(原文で全15page)の訳を折をみてやってみることにする。

原文は以前の日記のURLにある。原文のページを1ページづつ(切れの良いところで)区切ってやっていく。

日本人の方の英文を訳すというのもなんだか妙な感じだけど(わ
和文版があったら笑うな(汗

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(Page 1)

1 はじめに
1.1 オーディオカードとサウンドサポートの歩み

Linuxシステムにおけるサウンドおよびオーディオのサポートは長い歴史を持っている。初期のLinuxシステムの頃から実装されているのだ。
Linuxにおけるサウンドシステムの世界の旅をはじめる前に、PCオーディオカードの歴史をかいつまんで見てみよう。

1990年代中ごろまでの古きよき時代においては、PCに装備されているサウンドカードはすべてISAカードだった。標準的な機能としてSoundBlaster16互換、つまり16ビットのステレオPCM(Pluse Code Modulation)再生とキャプチャ(脚注1)機能を備えていた。当時のほとんどのすべてのDOSやWindowsのゲームはSB16互換のサウンドカードをサポートしていた。MPU401(シリアルMIDI)インターフェースはジョイスティックポートと共有されていた。これはゲーマーとミュージシャンの要望を満足するものだった。全二重機能は必須ではなかった。

当時の先進的な機能としては、GUSやSB AWEカードのような、ハードウェアによってサポートされた波形テーブルによるMIDIとMODの再生である。プロフェッショナル用途において、デジタル入出力インタフェースや多重チャンネル出力をもつオーディオカードはわずかながらにしか存在しなかった。しかし、Linuxでそれらのカードが動作することはさらにまれなことだった。ごく少数のユーザとメーカが関心を払っていたに過ぎない。

状況は徐々に変わっていった。バス規格はISAからPCIに変わった。コンシュマー向けのオーディオカードの大半がAC97コーデック(脚注2)ベースになった。これにより、全二重機能を含む充分な機能がデスクトップからラップトップPCに対してもたらされた。さまざまなAC97チップが存在する。それらのいくつかは多チャンネル再生に対応し、いくつかはディジタル入出力にも対応している。プロフェッショナル用途や、いわゆる"プロシューマ"向けのカードにおいては、高品位(24ビット、96または129khz)での多チャンネル化があたりまえとなってきている。これらの多くのカードはS/PDIFまたはAES/EBU規格での入出力にも対応している。

通常、技術革新というものは需要に従う(または需要により導かれる)ものだ。オーディオカードの場合は、現在と過去の状況間に二つの興味深い変化があった。それはMP3とDVDだ。前者はPCMデータストリームを低帯域で配布することを可能とした。すでに説明したMIDI再生の能力が重視されていたのは過去のこととなった。なぜなら、MP3や他の圧縮方式によって、それまでのMIDIやMODによるレンダリングされた音声データ配信をネットワークを介した音声データの直接的な配布形式に変わったからだ。CPU占有の問題はムーアの法則のおかげで、もはや問題ではなくなっている。結果的に現在は波形テーブルやFM音源によるMIDIやMODの再生は省みられなくなっている。

もう片方のDVDについては、多チャンネル(5.1ch)およびデジタル入出力能力の要求をもたらした。これらの能力は今日ではデスクトップPCのマザーボードに統合されているオーディオチップにすら標準的なものとなっている。

注目すべき他の動向はUSBオーディオデバイスの普及である。このデバイスは本当に扱いやすく便利だ。PCのケースを開ける必要もない(ドライバーも不要だ!)。USB1.1では帯域の制限から限定されてはいるが、要求される多チャンネル対応やディジタル入出力の機能は多くのデバイスで提供されている。

脚注1:
この文書では、用語の混乱を避けるために音声データの記録は「キャプチャ」と呼ぶことにする。

脚注2:
本来、codecとは"圧縮と伸張(compression and decompression)"の略語だ。しかしながら、この用語はしばしば別な流儀で使われる。オーディオカードの場合、codecとはアナログ-デジタル変換(ADC)またはデジタルアナログ変換(DAC)の機能またはその機能を搭載したチップを指す(AC97codecのように)。

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MPU401を「シリアルMIDI」とするのはいいんだろうか。
UARTモードとあえて書くべきかも。
私の感覚では三鈴エリーのEMU-232Cのようなものやその後の音源にCOMポート直結の端子がついたのをイメージしちゃうんだが。

追記:思わず欝になるtypoあり、ちょこちょこ直す。

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typodupeerror

クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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