Mc.Nの日記: 免許と資格
免許は「技術力向上」というより「社会契約」を負わされることに意味があるのだと思う。
車で言えば公道で運転出来る権利を得たのではなく、むしろ公道で運転する為の責任と契約を結んだものと言う意識。だからどんなに運転が上手いとしても社会に対して契約をしていないのであれば、それは立派な犯罪だし、幾ら運動神経が良くても契約を逸脱した行為(ex. 飲酒運転)が罰せられる対象となるのも当たり前と言えば当たり前。逆に事故を起こしてしまった場合でも契約通りに運転を遂行していれば必要以上に責任を負わされない、というメリットもある。
免許で学ぶべきは技術よりも契約内容で、免許取得で得られたものは権利ではなく義務である、と言う訳さ。
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逆に資格は社会に対してのアピール材料のひとつにしか過ぎない。アピールを見ない人にとっては何のメリットも無いわけさ。資格を取得したとしても責任を負う事が無い代わりに、権利も得られることはない。
なので社会に対して、というより自分に対してメリットが感じられないのであれば資格取得自体にに意味はないと考えている。資格内容に興味があり「資格取得の過程が楽しめる人」にとっては大きな財産になるのではないか。他人には自慢できないとしても。
書いていて「山登りのモチベーション」と同じ事を言っているような気がしてきた。「山頂に辿り着く」ことを目的としている人は山頂に到達するとモチベーションを失い、「山頂を目指す過程を楽しむ」ことを目的としている人は山頂に辿り着いた時、次なるモチベーションが沸いてくるっていう話。山が好きな人にとって登頂は大きな目標じゃ、ないんだな。
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で、LPIC なんだけど Linux に興味があって系統だって勉強したいと考えているなら意味があると思う。LPIC で就職や仕事でメリットがあるか、と言われると多分無い。見る人によっては「自己満足なオナニー試験」と判断するかもしれないし、それは否定しない。
ただ、これから学ぼうとしている人の出鼻を挫くような発言は好きではない。
生暖かく見守ることは出来ないものか。
元ネタは [LPIC Level2 の問題集が今月末に登場予定] ね。