Mc.Nの日記: タレる気の無い俺流タレの書き方ガイド
真面目にタレを検討するならタレコミガイド - Slashdot Japan Wikiをお勧めしておこう。自分の意志を伝えることを念頭にタレを書いていればその内、文章構成が分かってくるはずだ。手前の愚痴をだらだら垂れ流すだけでは文章は人に伝わらない。
文章書きの登竜門としてタレをしてみてはどうですか?私は嫌ですが :p。
1. ネタ発掘
============
ネタは極力自分の好きな分野を選択しよう。自然と文章に気合が入り、それが受け手側に伝播する。
ただし気合が入りすぎるとこのサイトではフォロー無しの電波扱いなので情報はシンプルに、意見は大胆に、感情は控えめに。
今回は、AMD 社が新しく採用した「Socket AM2 版 Athlon 64 の出荷開始」をネタにしてみる。
このネタは商用のニュースサイトが多く取り上げられているのでそれを参照しつつ最大公倍数的なタレこみを目指す。
まずネタ情報をかき集める。
Google News にて「Socket AM2」という単語で関連記事を抽出してみる。
-http://news.google.co.jp/news?q=Socket+AM2
CPU ネタはアキバ系のニュースサイトと PC Watch が力を入れているのでこれらのサイトから注目していく。
以下の記事を参照しつつ記事を構築することにする。
AMD のニュースリリース。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0523/amd.htm
AMD、Socket AM2対応プロセッサ国内発表会
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0524/amd.htm
多和田新也のニューアイテム診断室
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0523/tawada76.htm
2. 構成
=======
大きく分けて以下の項目に分けて記述することを目指すとイイだろう。
-----
(1) 概要
ネタの要約を1~2文で記載する。これが結構難しい。最後に書いてもイイ位だ。
(2) 詳細
ネタの詳細の記載。長さは気にしなくてイイ。元ネタの解説でもOK。
(3) アレゲな意見(自分の注目点)
自分なりのネタの見所を記載する。ただし、この部分に粘着する雑魚が多いので安価な疑似餌は付けない方がいいだろう。高級魚を釣りたいのであれば餌も高級なものを。
-----
(1) 概要
********
まず一次情報源を見つけよう。今回のネタは間違いなく AMD 社のプレスリリースだ。
プレスリリースさえ見つかれば最初の1文はかなり楽になる。こんな感じで問題無いだろう。
「5/24、AMD社はDDR2に対応したSocket AM2版Athlon 64を発表した。」
シンプル伊豆ベスト。
(2) 詳細
********
上記の記事より注目点を抽出しよう。私が目をつけた項目は以下の通り。
- AMD 社初の DDR2 メモリ採用 CPU (コア変更なんだけどインパクトはイマイチ?)
- Socket が従来の Socket 939 から Socket AM2 へ変更 (ママンの買替え必要有)
- Intel との差別化は今回も「省電力とパフォーマンスバランス」 (ConroeとかXeon LVとかの比較が欲しいよね)
- AMD Virtualization のサポート (Xen とか対応状況どうよ?)
低電圧版 Athlon 64 と Sempron は末端なので雑魚に喰わせてやるとする。
(3) アレゲな意見
****************
普通は「今更 DDR2 だって。おっせーwwwイソテル様の足元にも及ばねえよw」なんだろうが、雑魚が喰いつくネタなのでこれには触れない。やはり AMD Virtualization の対応が面白そうだ。多分 Xen への対応は着々と進んでいるだろうし、VMware 対応だってそろそろ聞かれてくる頃だ。
タレこむことでこの辺の情報を補完したい。
3. 見直し→タレこみ
===================
本来なら1日置いてから推敲するのが私流なのですが、スラドの場合、そんな時間は勿体無い。
文章書きとしての訓練場として考えるのならば、若干の推敲はしたほうが自分の為になるからやった方がよいだろう。
ほとんどの場合、編集者と言うのは肩書きだけで何ら責任を持った推敲を行う意思は無いことに注意した方が
良いだろう。「きっと推敲してくれるだろう」なんて甘い考えがあるようだったらタレこまないほうがいい。
スラドの編集者は、丸投げ体質なのは周知なので文責はすべてアナタに降りかかることになる。
これでタレこみに関する著作権は、ワリカンなのは納得行かないだろう。
私ならタレこむ文才があるのなら自らのブログで展開した方が良いように感じる。少なくともスラドのアフィリエイトに強制協力する必要は無くなるからだ。
有名ブロガーになるための登竜門として便乗するのがもっとも賢いタレのように思える。
それ以上の価値は見出せない。
4. タレ原稿例
=============
5/24、AMD社はDDR2に対応したSocket AM2版Athlon 64を発表した。
Athlon 64 は、以前から DDR2 への対応は計画されていたものの CPU 内部のコア変更(CPU 内にメモリコントロールを持っているためと思われる)になるため、
DDR との差が出ないうちは様子見するとし対応が遅れていた。また今回のコア変更に伴い、CPU ソケットが Socket 939 → Socket AM2 に変更になり、またマザーボードも新たに Socket AM2 に対応したものを選択しなければならないので注意が必要だ。各所で後悔されているベンチマーク結果を見る限り、DDR2 対応によるパフォーマンス向上は若干見られるものの劇的な進化ではなさそうだ(参考:DDR2対応のSocket AM2版Athlon 64)。
今回の見所して AMD Virtualization 機能のサポートを挙げたい。AMD Virtualization は CPU の仮想化技術で Xen や VMware 等の仮想化ソフトウェアを補助するのに有効な機能として注目を集めている。同様の機能としては既に出荷が始まっている Intel 社の VT があるが、AMD Virtualization との互換性は無い。互換性が無いのは残念なところだが、局所的な機能だけに互換性を持たせる意味合いが少なかったと判断したと思われる。
VT と共に AMD Virtualization も発展することを期待したい。
タレる気の無い俺流タレの書き方ガイド More ログイン