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過去のタレコミ一覧:
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760776 submission
Intel

VT を搭載した「Pentium 4 672/662」発表へ

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、

05.11.14、Intel 社は、Intel Virtualization Technology (VT, 開発コード:Vanderpool)を実装した「Pentium 4 672/662」を発表しました。VT は、05.11.02 に発表のあった7000 番台の Xeon processor に実装されていますが、出荷時点では BIOS にて無効しており、2006 年初頭に有効にすると発表しています。今回の Pentium 4 では初めから有効に設定するのか気になる所です。

現在、VT を利用するためには VT をサポートするソフトウェアが必要とされています。サポートを表明しているソフトウェアは以下の通り。

今の所、上記のソフトウェアはいずれも開発段階ですが、VT の実装した CPU が出回ることで開発が促進されることが期待できます。また AMD 社も同様の技術である Pacifica (開発コード) 実装した CPU を 2006 年初頭に出荷すると見られており、来年は仮想化技術の分野での競い合いが更に激しくなるのではないかと期待しています。

761437 submission
ソフトウェア

VMware Workstation 5.5 Beta released

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、
VMware 社は VMware Workstation 5.5 Beta を公開しました。注目すべき機能としては以下の通り。
  • Guest OS の 64-bit OS サポート
  • 2 つまでの Virtual SMP サポート

特に 64-bit サポートは待ちに待った機能だけにかなり嬉しいのですが、現段階ではかなり狭きサポート範囲となっています。64-bit Guest OS をサポートするには「Host OS が 64-bit OS」である必要があり、更に CPU が「Athlon 64 rev.D以降」「Opteron rev.E以降」「Intel EM64T with VT(まだ発売されていない?)」である必要があります。分かりにくい CPU サポートであるためか 64-bit Guest OS をサポートできるか確認するためのツール(VMware 64-bit Guest Checker)も別途公開されています。

また、2-way Virtual SMP 機能も Host PC 側で 2 processor として見えている必要があります。Single processor 上の Host OS ではサポートしていないようです。

最後に、名前の通りあくまでβ版ですので取扱いには注意してください。念のため。
766544 submission
Linux ビジネス

ライセンスを欺いた Linux Kernel module

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、
本家より。Linuxant(最近だと DriverLoader が有名)が配布している HSF (softmodem) driver のライセンス設定が欺かれていることが発覚し、問題になっています。Linuxant の会長である Marc Boucher 氏は今回の件に対し、Linux Kernel Mailing List にて「一般ユーザーの"tainted" メッセージによる誤解を回避するための技術的な措置」だったとして欺くつもりはなかったことを強調しています。
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Linux Kernel module の設定の一つにライセンスを記述する MODULE_LICENSE という Macro があります。GPL を適用している場合「"GPL"」という文字列を組み込むのですが、今回のケースでは「"GPL\0for files in the \"GPL\" directory; for others, only LICENSE file applies"」という文字列が組み込まれていました。この文字列の問題は \0( null terminate) が意図的に組み込んでいることにあります。通常、文字列を扱うソフトウェアは \0 を文字列の終端と見なしますので問題の module を「"GPL"」が適用されていると勘違いしてしまいます。常識から考えて上記の文字列は MODULE_LICENSE を GPL だと欺くために組み込まれたと思って間違いないでしょう。
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何故、このような小細工を施したかというと、どうやら一般ユーザーの「tainted メッセージの誤解」から来ているようです。Linux Kernel では Linux Kernel のライセンスに相反する module が読み込まれた際に「See http://www.tux.org/lkml/#export-tainted for information about tainted modules」という警告メッセージが表示されます。一般ユーザーはこのメッセージを誤解してしまうと Marc Boucher 氏は示唆しています。Linus Torvalds 氏はNewsForge.com のインタビューで、この警告メッセージは障害報告用として表示されているだけであり、動作には問題がないとしています。
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一方、この問題は softmodem という特殊な状況もあるようです。通常の modem ならば多くの特許を Hardware 内に組み込んでしまうので、自社の知的財産が他で流用されることを防いでいます。softmodem の場合、変調やプロトコルのような複数の特許が絡んでいる部分を modem ではなく OS 側で処理することになり、対応する場合には上記の知的財産絡みの Source code が不可欠になります。多くの場合、知的財産を外に流出させることを望む企業は少ないです。
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Marc Boucher 氏は今回の件を「fair compromise」としていますが、どうなんでしょうね。
766626 submission
ニュース

OSG-JPがOSI承認ライセンスの日本語参考訳を公開

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、
Open Source Group Japan は、OSIオープンソースの定義に適合しているとしているライセンス日本語参考訳を公開しました。GPLLGPL はもちろん、Microsoftが初めてオープンソースソフトウェアをリリースで話題になった Common Public LicenseAPSL 2.0はフリーソフトウェア・ライセンスで話題なったApple Public Source License 2.0の日本語訳も揃っています。
GNUさまざまなライセンスとそれらについての解説と見比べて OSI のオープンソフトウェアと GNU のフリーソフトウェアの違いを比較してみるのも面白いかもしれません。
最後に作業に携わった方に感謝したい。ありがとう。
767080 submission
アップグレード

VMware 4.5.1 released

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、
VMware 社より VMware Workstation 4.5.1 (Release Notes) がリリースされました。今回のバージョンアップでは「PXE(Preboot eXecution Environment)のサポート」や「Guest OS の Linux kernel 2.6 対応」位で特に目新しい機能はありませんでした。機能追加よりバグ修正に力を注いだ結果だと思っています。
触った感じだと、 4.05 → 4.51 のベンチマークは画像処理が若干向上した程度で大きな差は見られませんでしたが、私は全体的に速度面で向上した感じを受けました。ちなみに Guest OS 内の VMware Tools も同時にバージョンアップする必要がありますので、気をつけてバージョンアップを計画してください(面倒くさいですので)。
他に VMware DiskMount Utility なるツールも公開されています。VMware の Disk Image を mount することの出来るツールのようです。メンテナンス用途として使用出来るかもしれません。
767081 submission
Windows

Windows XP SP2 RC1 released

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、
TechNetWindows XP Service Pack 2 Technical Preview Programより Windows XP SP2 RC1 の Download が可能になったようです(Release Notes)。XP SP2 は前回の話題にあったように、特にセキュリティ面で数多く変更されているようですので、気になる方は試してみては如何でしょうか。
今の所、英語版とドイツ語版のみのリリースのようです。早期に日本語版のリリースを望みます。
768062 submission
アップグレード

Bochs 2.1 released

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、
bochs 2.1 がリリースされました。Bochs 2.0 から既に 1 年経ちましたが 2.1 は 2.0 程のインパクトは無いものの安定感が出てきたと思っています。詳細は 変更履歴 を参照するとして目新しい機能としては以下の通り。
  • 3DNow!/SSE/SSE2/PNI 命令コードのフルサポート
  • VMware 3 の diskimage サポート
  • Sparse/Undoable/Growing の diskimage サポート
  • 高解像度 VGA サポート
特に Plex86/Bochs LGPL VGABios の VBE サポートによる高解像度 VGA 表示は是非試してもらいたい機能です。この機能により Debian disk imageKNOPPIX による高解像度(1024x768x16) での表示が確認出来ました。
768314 submission
ニュース

Google、AdSense を個人サイト向けに提供を開始

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、

INTERNET Watch の記事によると Google は自社のオンライン広告である AdSense を個人サイト向けに提供するとのこと。既に Google のサイトでは日本語で Google アドセンス の説明があり申し込みも出来るようです。記事には日本円での支払方法に関しては 04.01.14 に発表するとのこと(今の所、米ドル小切手による支払いのみ)。

AdSense は Google がクロールした結果より最適なテキスト広告を自サイトに表示させるものです。既に AdSense は impress WatchAll About Japan で運用が始まっていましたが、個人サイト向けは今回が初めてとなります。私は Google がどんな広告を選んでくるのかが気になっていますが INTERNET Watch を見る限り、クロールを終えていないのか「公共サービス広告」の表示ばかりが目立ちます。

興味を持った方は是非チャレンジしてみては。

768315 submission
ニュース

ブロードバンドカレーの父、アキバの「カレーの東洋」が閉店へ

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、
ZDNet JAPAN の記事(http://www.zdnet.co.jp/news/0312/25/njbt_01.html)によると秋葉原にある老舗「カレーの東洋」が 04.01.12 をもって閉店するとのこと。「東洋」というと秋葉原で早期にホットスポットサービスを実現したお店として有名で、モバイルな方は一度はお店に足を向けたはず。非常に残念です。
768316 submission
Caldera

SCO : Linux の ABI コード使用は DMCA 違反?

タレコミ by Mc.N
Mc.N 曰く、
本家より、先日(03.12.19) 1000 社宛に送付されたと見られる SCO の警告文に対して Linus さんが丁寧に反論しています。警告文には、Linux の errno.h/signal.h/ioctl.h の ABI (Application Binary Interface) は知的所有権を侵害しているとし、この ABI を使用して作成された binary の配布は DMCA(Digital Millennium Copyright Act) 法に抵触すると警告しています。Linus さんはこれに対し「決してUnixコードからコピーしたものではないと断言できます」と New York Times 紙に答えています。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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