Nasubeeの日記: 「致します」「いたします」その2 4
日記 by
Nasubee
youtubeのコメント欄で、「致しますは間違い」と言っている人がいた。
前の日記で調べた通り、多少古くはあるが小説で用例があり、間違いとは言えないのでは、と返信した。
すると、「太宰治や夏目漱石が間違っている」と返信があった。
大した自信だ。国語の教科書にも載る人が間違っていると言い切ったのだから。
ここまで言い切るのには何かあるはずだと思うのだが、どこが発生元なんだろう?
もしかして学校でそう教えてたりするのか?
言葉は揺らいで変わるもの (スコア:1)
なんだけど、その人の中では完全無欠に固定化されたものなんでしょうね。
未だに「全然上手」とかの「全然」+「肯定」表記に違和感ある。
でもそれは戦後に一般化してただけで、それ以前からの用法としては間違いじゃないというのも知ってる。
Re: (スコア:0)
ご自身で使わなければ、他人が使っているのは仕方ないのではないでしょうかね。
全然+肯定については、わたしにも違和感があります。
同じようなのだと、「絶対に」→「肯定文」かな。
私の中では「絶対に」の後ろは禁止文であるべきと思っていますが、そうでもない看板を何か所かで見かけたことがあります。
漢字をひらがなにしたほうがいいと自分では感じているけど、同僚は漢字で書く例に、「致します」「宜しく」以外は
〇〇する様(よう)に
して下(くだ)さい
〇〇して頂(いただ)く
〇〇させて頂(いただ)く
などがあり、特にさいごの「させていただく」はひらがなでも気持ち悪いです。
上司が文句つけないし、規定もないので、口出ししないことにしていて、自身では俺様ルールで書いています。
Re:言葉は揺らいで変わるもの (スコア:1)
>同じようなのだと、「絶対に」→「肯定文」かな。
あら不思議、松岡修造が叫ぶならOK「キミなら絶対にできる!」
「いたします」「いただく」「よろしく」はひらがなにしちゃいますね。
漢字にするとなんだか固くなるので、そんなに固い仕事でもないしきちんとした文書も書かないし。
「様に」「ように」はどっちもあった。(ええ加減適当にゆらいでる)
「致しますは間違い」な人だと自分ルール外は受け入れがたいんでしょうね。
Re:言葉は揺らいで変わるもの (スコア:2)
個人的な感覚で違和感がある、というのは別にいいと思うんですよね。
固い文章に見えるというのも分かりますし。
「あまり口語では使いませんよ」ぐらい。
ただ、昔使っていた言葉を間違いと言い切るのはやっぱりまずい気がします。
英語は日本語程ではありませんが、
maketh → makes
ぐらいの変化はしていますし、makethは間違い、シェイクスピアが間違ってる
とか言ってるのと同じじゃないかと。
#「絶対に」の前後に「強い!」を入れたくなる
# 黄金バットのフレーズが妙に心地よい