Nemesisの日記: Knolは生きていた
TeckCrunch がいささかおかんむりだ:
Why Google Knol Is No Wikipedia
(翻訳:Google KnolがWikipediaになれない理由)
KnolとWikipediaの「TechCrunch」の項目を比べてみれば理由が分かる:
Crunchとつくからといって、シリアル会社のCapnCrunchまでTechCrunchに含めるとは、なかなかできることではない。プロフィールに自分で「Troll」と書いているところを見ると、アンサイクロ系の執筆者かもしれないw
にもかかわらず、Knolは健在だ。
Why Has Knol Survived Google's Orphan-Project Killing Spree? (GOOG) Eric Krangel | January 25, 2009 3:30 PM
Googleは、成功しなかった実験的サービスを間引きしつつあるのだが、knolはなんとか生き延びている。閉鎖するどころか、こんな企画も上がっている↓
The Knol for Dummies.com contest
Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO :Four Things You Need To Know About Knol January 25, 2009 @ 5:55 pm · Filed under Google/SEO
によれば、
- KnolはGoogleのページランクで全く優遇を受けていない、
- Knolは頑張ってる、10万ページに達したのはWikipediaよりずっと早かったでしょ(Google Knol Reaches 100,000 Pages )
- Knolチームもぼうっとはしてないよ(Knol Announcements and Release Notes)、
- ちょこっと知識をWEB上に書きとめたりするのに便利でしょ、ブログよりもっと手軽だし。WEBで調べ物して手に入れたニッチな知識を簡単にまとめておきたいときも、きっとお役に立ちますよ
とのこと。
確かに、編集合戦の心配なくPOV情報をささっと書くには便利だろう。特にブログを持ちたいと思わない人がたまにWEBに書きたいと思うなら、うってつけかな。Wikipediaと張り合うよりも、差別化を目指すのが賢いかもしれない。Wordに対するテキストエディタのように。
スラドの諸兄の中で、Knolを使った経験があるのは何%くらいだろう。あったとしたら感想はどんなだろう。
Knolは生きていた More ログイン