NightWalkerの日記: F1ネタは挫折したけど
結局挫折したF1ネタ。
まあ、ネタ帳として書きなぐっておこう。
[エンジン]
HONDA F1ファンとしては、HONDAの話題しか書かないつもりだったけど、実際の鈴鹿ではTOYOTAエンジンもかなり回転数が高かった。
今年のHONDAのエンジンに対するテーマは、いかに回転させる事だったという。
エンジンのピストンの直線的な動きを回転に『無駄なく』変換するという事に徹したらしい。
その結果、回転ロスを減らし、回転数そのものをあげる事もでき、耐久性もあげる事ができたそうだ。
ただし、耐久性をあげる過程で、かなり白煙を上げるBAR HONDAを見た。
あれはオイルの問題だったらしいが、ここまで壊れるのは珍しいと思う。
また、エンジンの重心を前に持ってきたという。
V10エンジンは5つのシリンダを等しい間隔で配置するのがセオリーだが、どうやら今年のHONDAエンジンは違うらしい。
理由は車体の重心を中央に持ってくるため。
おそらく、上の2つの理由でトランスミッションもHONDAで作ったんだろうと思う。
[シャーシ]
かつてHONDAの取締役が、役職を剥奪されて、F1の現場に突っ込まれたという。
4WSのプレリュードをはじめ、車体に関するエキスパートの彼は、BAR HONDAを見て、平均的な特徴の無い車だと人目で見抜いたという。
その彼が本格的に設計に関与したのは、今年のBAR006から。
冬のテスト中もミシュランタイヤにスイッチした事によるトラブルも起きなかったサスペンションは、彼の設計。
そのサスペンションはハシケン・サスと呼ばれる。
橋本健氏。F1の中継では背の高いにやけた(レース中はしかめっ面の)おっさん。
その橋本氏はいう。『BAR006はシャーシとエンジンのマウント(取り付け方)のレベルが高い』
かつて、ウィリアムズにエンジンを供給していた時に、エンジンのマウント方法について、かなりノウハウを教わったらしい。
このノウハウは、その後に供給したロータスにのし付きで伝わり、ウィリアムズはかなりいやな顔をしたという。
そして今、シャーシの設計陣にもHONDAのエンジニアが多く参加しているメリットを生かし、普通はできない、剛性の高いマウント方法を編み出したんだろう。
[ドライバ]
今年は佐藤琢磨とシューマッハに尽きる。
ヨーロッパGPで、琢磨とバリチェロが接触した時に、俺は無謀な追い抜きと日記に書いた。
しかし、ビデオを見直して、無謀ではなく、レーシングトラブルだったと再評価した。
今回、琢磨の話を調べてみて、改めて評価を覆したい。
事故からかなり経って、外人ジャーナリストからの「あれは無謀だったと思いますか」という質問に、『見たでしょう?僕はタイヤをロックしていないし、マシンを完全にコントロールしていたんですよ!』と答えたという。
これは素晴らしい。日本人でなくても応援したくなるドライバーだ。
シューマッハは、今年は速さよりも強さを感じた。
負けない強さ。勝ち方を知っている、というような。レベルの違いを見せ付けられた。
あまりいやな感じではなかった。横綱と表現するのがいいだろうね。
シューマッハの対抗は、ライコネンが筆頭だろうか。アロンソ・バトンあたりが続くと思うが、バトンは一度も勝っていないのがマイナスポイント。
1年後に2,3勝していれば、琢磨も十分候補に挙がるだろう。
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