パスワードを忘れた? アカウント作成
469616 journal

NightWalkerの日記: FreeNASのファイルが戻ってしまう件が判った

日記 by NightWalker

なぜかFreeNASの再起動でファイルが戻ってしまう件の原因がわかった。
FreeNASをCDから起動して、インストール済みのUSBをマウントした。
# mount -r /dev/da0 /mnt
マウントされたUSBには、.snap boot[dir] conf[dif] msfroot.gz があった。
/conf/config.xml にはユーザーが設定したファイルが入っている。

問題はmsfroot.gzだ。これはFreeBSDのカスタムインストールイメージらしい。
FreeNAS君は、朝起きると毎回メモリディスクを作って、そこにmsfroo.gzを展開し
config.xmlを上書きしているという夢を見た。そんなにハズしてないはず。
これならば「設定ファイルが巻き戻る」「追加したファイルが無くなる」事も納得がいく。
また、CD起動の場合も同じ事をしているのだろう(config.xmlはFDに保存)。

思いついた方法は3つ。
1.config.xmlと同じように(?)USBに書き戻すファイルリストに、mediatomb.shなどを追加する
これはファイルが増えるごとにスクリプトも修正する必要があり現実的じゃない。
2.毎回展開するのではなく、HDDのようにインストールする。
具体的には、インストール時に"Full"(3)を選ぶ。
Fullインストールはドキュメントにはまだ反映されていない。
とりあえず試してみて、再起動してもmediatomb.shの修正が戻らない事は確認した。
問題点はフラッシュメモリにHDD並に書き込む事によって寿命が来てしまうであろう事。
あと、自分の環境だけかもしれないけど、USBメモリがBIOSに認識されにくくなった。
3.mfsroot.gzの中のファイルを抽出し、ファイルを書き換えてからアーカイブする。
問題は作業用のPCを持っていない事なのだが、VMWareを使えば何とかなるだろう。

2chのFreeNASスレにも報告しておいた。

(2)のUSBメモリにFullインストールするときの注意点
CDからインストールする時、USBメモリを認識しない時は挿しなおすと良いのだが
これはFullインストールの時は当てはまらない。
デフォルト起動時のda0にインストールする必要があるので
USBを挿さないでCDから起動→USBを挿してda0に認識させる→Fullインストール
という手順を取る必要がある。

追記:
Fullインストールしたら、WebGUIからのファームウェア更新は出来なくなった。
mfsroot.gzを差し替えるだけだから可能だったわけなので、当たり前といえば当たり前。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

読み込み中...