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OGATA Katsuhiroのコメント: Re:削除までは必要ないのでは? (スコア 1) 3

そうか、33文字全部を許容字体というご主張でしたね。
よく読まずに失礼しました。

たぶん漢字小委員会にとって、シフトJISなどの実装というのは、
「いずれ消える実装」なんだと思うんです。
「方向としてはUnicodeなんだから、シフトJISまで顧慮しなくていいでしょ」
みたいな。

もちろん、こうした言葉を使った発言があったわけではないですが、
林副主査の発言を聞いていると、Unicode(JIS X 0213)と互換をとることこそが
情報化時代への対応と思っているように感じます。

つまり、後方互換性の大切さ(厄介さ)はあまり重視されていないということは言えると思います。
そこらへんをパブコメで指摘するのは、たしかに大切なことでしょうね。
174620 comment

OGATA Katsuhiroのコメント: 削除までは必要ないのでは? (スコア 1) 3

テンプレート末尾の、

〈その上で、「付 情報機器に搭載されている印刷文字字体の関係で…
当該の字体の使用を妨げるものではない。」という文言は、削除すべきだと考えます〉

という部分ですが、
これを削除すると2004JISで例示字体を変更した
「茨、淫、牙、葛、僅、餌、煎、詮、遡、遜、嘲、捗、溺、賭、謎、箸、蔽、餅、蔑」
の携帯電話での扱いが困ったことになりません?

また「叱」を許容字体とすること自体は良策と思いますが、
それをしてもUnicodeから送信されてきたU+20B9Fは
携帯電話で「?」などに置き換わるという問題は解消されませんよね。

つまり、許容字体にすることの効果は限定的なもので、
やはり根本的な解決策は、Unicodeに移行するしかないということだと思います。
174136 comment

OGATA Katsuhiroのコメント: Re:互換規準は救えても、非互換は救えない (スコア 1) 4

失礼しました、互換規準は「頬、填」の2字だけで、「剥」は「叱」と同様、包摂分離でしたね。
つまり「剥」も「叱」と同様に非互換になる。
173873 comment

OGATA Katsuhiroのコメント: 互換規準は救えても、非互換は救えない (スコア 1) 4

お答えありがとうございます。
この「表の見方」の一文ですが、これで互換規準3文字は救えるでしょうが、「叱」に関してはちょっと無理があると思います。
とにかくこれは改定常用漢字表とは無関係に、「叱」を複数区別する環境と区別しない環境の間でおこる非互換ですから。
包摂分離に不可避に付きまとう問題で、常用漢字表の問題ともまた別です。
ぼくも色々考えてみましたが、たしかにおっしゃるように許容字体あたりが落とし所かもと考えはじめています。
173672 comment

OGATA Katsuhiroのコメント: Re:まだ拝見していないのですが (スコア 1) 12

もう少し付け加えると、ポイントは「1 表の見方」の「付」にある一文をどう読むかだと思うんです。

〈情報機器に搭載されている印刷文字字体の関係で,本表の掲出字体とは異なる字体(略)
しか用いることができない場合については,当該の字体の使用を妨げるものではない。〉

という部分です。この官僚文学的な尊大な言い回しは本当にやめて欲しいのだけれど、
要は「現にシフトJISで略字体を実装しているものは変更しないでけっこう」ということでしょう。

また、「基本的な考え方」の「4 追加字種の字体について」を見ると、文字コードへの言及がありますが、
そこで取り上げられているのはJIS X 0213だけで、JIS X 0208は無視されています。

これらのことから、改定常用漢字表は暗にJIS X 0208からJIS X 0213への穏やかな移行を促していると考えられないでしょうか。
(まあ、直接的に言及しちゃうと領海侵犯になりますから)
ともあれ、そのこと自体は正しい判断と言えるように思います。

まあ、現時点でのぼくの考え方ということで。
173668 comment

OGATA Katsuhiroのコメント: まだ拝見していないのですが (スコア 1) 12

これは3文字の互換規準と1文字の包摂分離に関する記事なのでしょうか。
ぼくは、第1次試案の段階では、4文字とも互換規準だと勘違いしてコメントを出してしまいました……。

「叱」に関しては、97JISと2004JISは非互換ですから、
ただ一つの字体を標準にしようとすると、ややこしいことになりますね。
互換規準の件も考え合わせると、そろそろシフトJISは引退の潮時かもと言いたくなる。
しかし、そうは簡単にいかないのが現実で、これに関しては配慮をお願いしたいところ。

日経コンピュータは購読していないので、明日にでも図書館に行って読んでみようと思います。
172640 comment

OGATA Katsuhiroのコメント: たしかにね (スコア 1) 4

by OGATA Katsuhiro (#1685378) ネタ元: 常用漢字表の改定と人名用漢字
漢字小委員会で一点しんにゅうを本欄に押し込んだ日本新聞協会の金武さんは、2004年当時の民事法制審議会委員でしたね。
この人が改定後に再び委員になったら、当然そこでも一点しんにゅうの平易性を主張するはず。
いくら改定常用漢字表の方でJIS漢字に最大限の「配慮」をしても、人名漢字に入ったらJISは包摂分離せざるを得ませんな。
もしかしたら、金武さんは稀代の喧嘩師なのかもしれません。
79559 comment

OGATA Katsuhiroのコメント: 〈漢字表に用いるフォントの詳細な検討〉 (スコア 1) 2

試案をよく読んでみると、「はじめに」の末尾のところで、以下のような文言がありますね。おそらくここら辺が予め用意された、安岡さんご指摘の問題点に対する「言い訳」なのでありましょうか?

また、本試案においては、仮称のままとしている「漢字表の名称」の問題や、漢字表に用いるフォントの詳細な検討など、さらに審議すべき課題が残されている。(試案 p.(1))

79034 comment

OGATA Katsuhiroのコメント: 内閣告示 (スコア 1) 68

なお、パブリック・コメントは2回行われる予定であり、今回はその1回目となる。最終的に内閣告示になるのは2010年2月頃の予定。

いや、「2010年2月頃」は最終答申の予定日で、内閣告示訓令はその後、秋頃のはずです。

http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200903160301.html

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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