パスワードを忘れた? アカウント作成
678072 journal

Oliverの日記: ラック職人

日記 by Oliver

自分が入学した当時、研究室に属さず、一般学生対象の端末室は3部屋あって、合計で70台ぐらいのクライアントが動いていた。サーバは端末室のひとつの端からドアが繋がる3畳ほどの壁に鉛が仕込んであって、なぜか壁がカーペット張りの小部屋にラック1台とSun EnterpriseというBorgキューブ型一台が全てだった。小部屋は以前、米軍のRadio Free Europeが入っていて、ジャッカルに爆破された経験も持つ建物ならではのものだ。1981年の爆破事件の以来、地上階の窓は耐衝撃仕様でもある。自分の一年後輩からITブームにのって新入生が爆発的に増えたので、いまでは端末室が建物内に3個増え、街の反対側にもXターミナルを並べた支店ができた。それに伴いサーバも大幅に増えた。手狭になった暗号解読室(推測)から脱出すべく確保された元倉庫の部屋へのエアコン増設を待つ間は端末室に幅を広くとってサーバを並べることになっていた。それから2年、エアコンの管は通ったが、建物全体の冷却容量がたりないということで、いまだ開通していない。「今年の建物予算で..」といわれつづけてきて、今年もどうやら別の補修で予算がなさげだ。

ということで、これまで2年間「仮サーバルーム」だった「端末室」を「サーバルーム」にすることにした。「どうせ一時的」だから、と各机ごとにおおまかにサービスタイプごとにわけて、ぐちゃっと置いてたサーバを片付けることに。せっかくの扉付きラックもこれまではどうせ近々引っ越しするからと空っぽのまま部屋の隅に放置されていて、ケース単位でドリンクが収容されていたり、独房としてなんかやらかしたやつが自主的に10分ほど閉じ籠ったりしてたのを、詰めることに。ハーフサイズのラックに入学当時/homeサーバで今は学生向けに開放されたDBサーバおよびCVS/SVNサーバになっている2台 (各500MHz * 4、2GB RAM;時代による遅さは別として実は所有サーバで一番ランクが上、CPUやPCIやら内蔵ファンが全部ホットスワップ可能) 6U * 2と8UのSCSIディスクサブシステムを収容。さすがもともとこのラックに詰められてきたものだけに、デザインもぴったり。フルサイズのラックにニュース兼メディアサーバ(1.5GHz*2, 2GB RAM)とその4台のRAID (6U+4U*2+3U*2)および同型のスタンバイ用マシン(普段は実験場、いざとなれば2時間でなんにでも化ける)を収容。上にちょうど液晶モニタを立てるスペースが余る。各種RAIDを試用していた時期なので、デザインがバラバラだけど、やっぱラックはいいよなぁ。下からちょっとづつ組み上げていって、ケーブルを綺麗に配置して、最後に下から出てくるのはネットワーク*1と電源*1だけ。うっとり。

5台のファイルサーバとそれらの5個のRAIDでちょうど38Uなのでフルサイズのラック、その他のサーバ用ハードを使ったサーバ類でハーフラックが綺麗に埋まるのだけど、ラックがなく、機器用予算は来年の夏までない (T_T) クラスタとか普通のPCハードウェアを使った小物サーバは机の上に重ねたり、普通の棚に積んだままでもいいんだけど、せっかく19''なものを机に積むのはちょっと…。ここ18ヵ月に購入したサーバは同じ匡体で、RAIDもIFT-7200とeasyRAIDに統一しているんで、きっとラックにいれたらカッコいいのに。しまっちゃいたいよー。

しかし、4年でずいぶん増えたな、ハードウェア。しかも、最先任の学生管理者なってしまった身としてみると、現役のシステムは全部自分がデザイン・実装を監督したものばっかだ。しみじみ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

読み込み中...