Oliverの日記: REasoning on the WEb with Rules and SEmantics 4
今週に入ってから、EUにスポンサーされた"Network of Excellence"形式のプロジェクトREWERSEのキックオフミーティングとそれに続くワークショックで大忙しだ。4年間続くプロジェクトで、うちの学部がコーディネータ役なので、ヨーロッパ中の27もの大学・研究機関から100人弱の研究者がミュンヘンに集まった。地元ということで、遠方なら予算の都合でつれていってもらえない、(まだ?)博士過程ですらない一学生もチャンスだ。
自分の興味は数あるワークグループのうち、Query Languagesにある。たぶん卒論もこの関連になると思われる。いま考えているのは、うちの学部で開発された/開発途中のXMLなどのtreeおよびrooted graphなSemi-Structured-Data向けのキュエリー言語XcerptをRDFな世界に対応させることを考えている。その上で、RDF(S)やOWL(の一部)を使ったQuery Rewriting/ReformulationもしくはStatic Typingの可能性を探ると楽しそうだ。Xcerptは、XQueryやXSLTなどのXPathをベースとしてグラフをナビゲーションする言語と違い、未完のパターンを示して、それを埋めるデータを探す宣言的問い合わせ言語(declarative rule/pattern language)であることが強みだ。
うまくXMLなSyntactic WebとRDF(S)なSemantic Webの両方を統合的に扱えるものにまとめられれば、かなり魅力的なものになるんじゃないかと想像する。ちょうどW3C RDF Data Access Work Groupも昨日付けで発足したので、世間にとっても建設的な何かができるかもしれない、と妄想中。半年ほどかけて卒論書くからには、人様に堂々と見せられ、研究を続けるにしろ、ビジネスの世界に飛び込むにしろ、確実に自分の糧になるものにしたい。最先端で、科学的で、実用価値があって、なおかつやって楽しいものでないと、意味がない。
あー、ものすごく、いますぐ研究したい気分なのに、まずは卒業試験だ。いよいよ来週から4月末まで、ぱっつんぱっつん。/.関連のアクティビティは低下する予定。来週の試験はおりしも、このWGのコーディネータの教授で、更にテーマはHigh-Level Programming Languages, Semi-Structured DataにDescription Logicsとドンピシャに得意分野なのであまり心配してないが、他が不安だ。
コケるまでは希望を持っていいんだ。がんばるぞ。
時間に追われている人へ贈る言葉 (スコア:3, おもしろおかしい)
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Re:時間に追われている人へ贈る言葉 (スコア:0)
Re:時間に追われている人へ贈る言葉 (スコア:0)
「時間に追われている人にはそれが分からんのですよ。」
と続けてみる。