Oliverの日記: 卒業試験 1/4 1
終った、終った。結果を見ると最高点の1.0評価とばっちぐー。
丸一日、後輩の中間試験 (俺らからすると笑うほど基本的な内容の口頭試験で、質問のバリエーションはかなり少ない) ばっかやってたとは思えないほどFrancois Bry教授は気分良好で、記録係として同席したのは学部のネットワーク管理を一緒にやってた昔の同僚でいまは助手やってる友人だった。先週のワークショップや卒論のテーマについてしゃべった中、なごやかな雰囲気で口頭試験スタート。テーマはMarkup Languages, Description LogicsにHighlevel Programming Languages。
自分的には、明確に答えられなかったことや、ヒントをもらってはじめて教授の希望する方向の答えを出せた場面とかがいくつかあったので、2.0 か1.7だと思ってたら、最高点をもらっちった。ワ-イ
友人によると、この教授は各学生の理解と知識の限界ラインを探しだし、その左右をいったりきたりするとのこと。つまり、どれだけ答えられて、どれだけ答えられなかったかの定量的なものではなく、限界ラインの位置で評価が決まるというわけらしい。口頭試験としては理想だ。試験される身としちゃ不安もあるわけだが、暗記系よりゃ100倍ましだ。
1年半前のDescription Logicsの講義とは直接関係ないOWLについて話せて、OWL Lite/DL/Liteの差とそれぞれのdecidabilityへの影響を考察できたのが効いたのかもしれない。試験勉強からの現実逃避で卒論のテーマ候補として、この手を読み漁ったのがよかった。
ドイツ国立ミュンヘン大学情報学部の卒業試験は30分間、教授と1対1で対決する口頭試験が主専攻で3個、副専攻で1個から構成される。内容はそれぞれ12もしくは18単位時間分、主専攻では合計42単位時間分となる。週4時間の講義が半年つづいて4単位時間と計算される。評価は1.0(最良)から4.0(可)まで1/3刻みで, 5.0(不可)で落第となる。ひとつの口頭試験に落第すると2ヶ月後に再試験となり、5.0が3個集まると強制退学となる。退学になると、ドイツ国内の大学で情報系を再び専攻することはできなくなる。大卒をあきらめるか、まったく別の専攻で一からやり直すことになる。逆に、無事に卒業できれば、Diplom Informatikerを名乗ることができるようになり、その価値は大きい。入るのは楽でも出るのは難しいからだ。入学当時に200人いた同期も、もはや30人ぐらいしかいない。総合成績はこの4個の口頭試験に卒論の成績を2倍して足して、6で割ったものになる。ドクターへの道を残すには2.0(良)よりよい結果が必要だ。
さて、次は4月の13日と14日に連続コンボで主専攻の残りの試験だ。でも今週末はりらっくす~
お疲れさまでした (スコア:0)
スラッシュドットにも手出ししながら、の様ですが
いとしい姫様の為にも、ぜひ頑張って卒業試験を突破して下さい。
御健闘を祈ります。