Oliverの日記: 大学のサーバ
今日のミーティングで大学で使うサーバ向けのカスタムディストリビューションのベースにDebianを使う事が決定。やっとボスを納得させられたよ。これでこそDebianメンテナとして胸が張れるってものよ。
結局はどのディストリでもカスタム化の作業量は同じでユーザからの体感も一緒なんだけど、今使っているダメSuSEを捨てることになった理由はただひとつ:互換性のないアップグレード多すぎ。なんでマイナーバージョンの度にディレクトリ構成やライブラリパケジ名の変更とか互換性のないinitスクリプトを導入するわけ?新しいバージョンから特定のモノのSRPMだけ持ってきて再コンパイルができないでは。おかげで今回みたいに2年ごとぐらいにフルスクラッチからの再インストールとなる。
これからディストロを作るのだが、まずは基本的なユーザ空間を搭載したミニマムインストールを作る。そこに10台くらいのサーバに入れる各種daemonをインストール。次ぎに自マシン名を見て中央から設定ファイルを取ってきて、自分にあったサービスを起動するAdaptive Bootスクリプトの作成だ。こうすると、優先順位の高いサーバが死んだ時、優先度のもっと低いサーバのマシン名を変更するだけで引き継げる。あとはイメージをtar.gz化して、フロッピーを突っ込むだけでインストールするインストーラを書けば完成だ。
これで実績を作れば、次はクライアントのDebian化を推すぞ。これもライブラリが旧古化するのに、新しいSuSEから互換性の為に簡単にパケジを持って来れない被害が発生してる。Debianの優位性、証明しちゃる。
このミーティングで、実質的なエンドユーザサポートの廃止も決まった。いまだと管理者部屋に居る時にはいつでも快く学生のトラブルに応じてたが、これからは毎日30分の決まった時間以外は一切応じないことに。マシンがハングしようが、プリンタが詰まろうが。各研究室からの要請も拒否することになった。これは一般学生向けのコンピュータルームのマシンを100台以上追加することを決定しながら、人員増強もただでさえ狭すぎる管理者部屋の拡張も認めてくれない教授達への一種の抗議行動だ。技術助手の契約だとスト権がなかったりするからね。つーか、新たに100台増強ってどこに置くんだよ。部屋ないよ。噂によると、駐車場にプレハブを設置して2年後の新棟完成までもたせるらしい、うそだろー。トラックできて、プレハブごと持って行けば一儲けだ。守衛が滅多に来る場所じゃないし、夏は灼熱地獄だぞ。