パスワードを忘れた? アカウント作成
476386 journal

Pravdaの日記: 掘れ掘れ読本

日記 by Pravda

秋田麻早子『掘れ掘れ読本 ─ 考古学ギョーカイと発掘の愉快なお話』(バジリコ)より。新古書店でゲット。

「掘れ掘れ読本」と言っても、阿部さんがツナギのホックを外して「やらないか」という類の本ではなく(こら)、考古学の本であります。以下、本の帯から引用。

考古学界のアイドル(自称)が発掘のイロハから考古学者の生態、謎の出土品、古代文字の解読まで知られざる考古学界のリアルをわかりやすく、ちょっとディープに爆笑談義。

著者は考古学でも発掘品を美術様式などの面から研究する分野の方でガテン系ではないものの、いわゆる発掘作業のブロセスや過去のさまざまな(なかには盗掘者と言っていいような、あるいは発掘品を捏造した)考古学者の紹介、発掘品の学術的考察などを分かりやすく縦横無尽に語って飽きさせない内容でした。

この本の一大特徴(?)は、著者の描いた多数の「ユル系解説イラスト」でしょうか。美術品の写真を収録するとなると、転載許可やら使用料支払いやらウルサイそうですので、定価1500円の本ではやむを得ないでしょうし、また著者も写真を再現すべく懸命に努力しているのは判りますけど、微妙にユルいというか癒し系のイラストですね。

ユルいイラストで連想するのが、吉田武『虚数の情緒 ─ 中学生からの全方位独学法』(東海大学出版会)で、思わず「兄貴!」と叫びたくなるような本文の熱い語りに対し、どうにもユルく脱力系のイラストが好対照な著作。でも良い本です。多くの書評のうち、松岡正剛氏のブログへのリンクを貼っておきます。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1005.html [isis.ne.jp]

もっとも、絵心も無いし努力も放棄しているおいらが「絵がヘタクソ」などと言うのは傲慢の極みなんですけどね。お金を払って本を買ったからといって、それは単に「個人で読む権利および媒体料」を支払っただけで、客だから何を言っても許されるなどとは考えておりません。(でもまあ、ボヤキくらいは許してくだされ。;-)

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

読み込み中...