Pravdaの日記: ハインリッヒ・ハイネとガンジス河
日記 by
Pravda
マンガ、森薫『エマ 9』を読んでいたら、ちょっと引っかかった箇所がありました。ドイツ出身のご夫婦が二人だけでベットに横たわり、奥様が旦那様に「ねえ、何か歌って」と所望するのですが、その歌の訳。以下抜粋。
Auf Flügeln des Gesanges,
(歌の翼に乗せて)
Herzliebchen, trag ich dich fort,
(君を遠く連れて行こう)
Fort nach den Fluren des Ganges,
(はるか遠くあのガンジスへ)
いきなり「ガンジス」が出てくるのは不自然では?、と思ったのでした。
ネットで調べてみるとメンデルスゾーンが作曲した歌で、詩はハインリッヒ・ハイネの作品とか。「ガンジス」の訳で合っているようです。
不自然と思った理由は、“Gange”には「通路」「並木道」の意味があるので。学生時代、別のテキストで「こんな箇所にガンジス河が出てくるのは変ですよね?」と、先生に質問して教えてもらったことがあったから。今でもドイツ語の試験で答案が書けなくて油汗を流す夢をたまに見ます。実に精神衛生に良くない(笑)。
今はネットで簡単に調べることができるので、ずいぶん世の中も進歩しましたね。隔世の感。
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