Pravdaの日記: 発音に近いカタカナ英語
日記 by
Pravda
「こっちの方が発音に近いから」と、カタカナ英語の表記をいじるのが好きな人が居ますね。そんなもん、カタカナをどう睨もうと元の英語の発音が出てくるワケじゃないので、人口に膾炙したカタカナ表記があるなら、それを採用すればいいと思うのですが。
ウォルター・スコット『アイヴァンホー』(岩波文庫)という翻訳小説がなかなか凄くて、訳者の菊池武一氏は上巻を出版し、そのあと下巻の仕上げ中に亡くなられたのですけど、後継の訳者氏が「こっちの方が発音に近いから」と固有名詞の表記に手を入れ、その結果、上巻と下巻で一部の登場人物の名前が微妙に異なるという…。
上巻が1964年に出て、下巻の刊行が1974年。その当時はこういうことをしても「偉い英文学の先生がなさる事だから」と、出版社や読者から大目に見られたのでしょうか?
そういえば、1990年代は「モービル・コンピューティング」とよく言ってましたが今では「モバイル・コンピューティング」の表記が一般的ですね。どっちも“mobile”だと思うのですが、何がどう変わったのでしょう。
#まあ、「インク」でも「インキ」でも別にいいですけど。(←なげやり)
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