Pravdaの日記: 新アラビアンナイト
日記 by
Pravda
清水義範『新アラビアンナイト』(集英社文庫)
以下、集英社のWebサイト [shueisha.co.jp] の紹介文より。
イスラムへの愛と蘊蓄が生んだ異色のファンタジー
「水パイプの中の恋と冒険の物語」「ウード弾きと詩人と美少女の物語」「坊さんも気絶するナス料理の物語」etc.、夢とイスラム文化の蘊蓄がたっぷりつまった清水義範流、新千夜一夜物語。オリジナル文庫。
「移動の時の暇つぶしにでも」とあまり考えず買った本ですが、いやこれがなかなか。
清水義範氏お得意のパスティーシュ小説もなく、また奇想天外でもなくお色気たっぷりでもない、22編の短いストーリーからなる本ですけど、実にいい感じです。「説話的な面白さ」とでも言うべきでしょうか。
こういうスタイルの小説ってゴマカシがきかないんですよね。個人的には清水義範氏を「たいへん文章のうまい作家」と思っているのですが、そのことがよく分かる一冊でした。
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