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Pravdaの日記: 設計者と工場

日記 by Pravda

maia氏の日記経由、Tech-On!の記事、【MacBook Air分解その5】「外は無駄なし,中身は無駄だらけ」 [nikkeibp.co.jp] より。

「MacBook Airの外観は無駄がなくてスマートですけど,中身は無駄ばかりってことですか?」。作業の後に宇野記者が発したこの一言が,分解を終えた技術者たちの感想を代弁していた。

日経エレクトロニクス分解班が、国内PCメーカー技術者複数名の協力で、MacBook Airを解体してみたとのこと。

技術者たちは,このような構成になった一因を工場からのフィードバックがなかったことと見る。「日本のパソコン・メーカーでは,おかしな設計をすると工場から文句が出たり,コストを下げるために工場が独自の工夫を加えたりする。MacBook Airは,Apple社の言うとおりにそのまま実装したという印象を受ける」(ある技術者)。

この話で思い出したのが、大昔、職場で「米某メーカーの関数電卓にはなぜ自己診断機能が付いていて、日本製のには付いてないのか?」の問いに、「米某メーカーは設計部門と工場とが完全に分離していて、設計者は工場を信用していないのだ」という説です。(真偽のほどは不明)

なるほど、日本では製造ラインで問題が出ると、すぐに設計から人が呼び出されましたからねえ。設計部門と生産部門の緊密な連携が、かつての日本の工業製品の強みだったのですが、今はどうなんでしょう?

脱線ですけど、「設計者が工場を信用していない」という点で最たるのは、旧ソ連の工業製品ではないでしょうか。工場に高度な品質を要求できないため、シンプルで余裕のある設計をせざるを得なかったワケですね。そのおかげでコピー品製造が容易となり、世界中で一番普及した旧ソ連の工業製品はカラシニコフ銃、というのはある意味不幸なことではありますが。

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