Pravdaの日記: SSDをどう使うか?
たるさんのパソコンフィールド [ne.jp] の最新記事、SSDはHDDの影を追うべきか? [ne.jp] が、たいへん興味深く読めました。
ラフに要約すると、Windows VistaのHDD負荷が異様に高いという話から始まって、半導体でできているSSDをわざわざHDDのインタフェースと合わせる必要などあるまいに、専用インターフェースを設ければ良いではないか、という提言(?)です。
個人持ちパソコンから大規模な計算機センターまで、ストレージシステムの主力は今まで磁気ディスクで、
- シークタイムが遅い
- 発熱量が大きい
- 壊れやすい
が前提になっていましたが、時間ロスが小さく低発熱で5年間メンテナンス・フリーな高速かつ高信頼性SSDが「それなり」の値段で出てくると、システム構築の考え方が相当変わりますね。
ここで取り出したるは一冊の本、杉本大一郎編『専用計算機によるシミュレーション ─ デスクトップ・スーパーコンピュータ入門』(朝倉書店、1994年)で、そのp.46から「メモリ不足を解決する専用計算機DREAM」の紹介があります。HDDを主記憶にした並列計算機で、各ノードに1台ずつHDDが付いています。当時は半導体メモリ1GBに1000万円かかったそうで、メモリ容量を食う流体解析を安上がりに計算するためのアーキテクチャです。
今はメモリが安いですから、HDDを主記憶にするアイデアは流用しかねますが、各ノードにSSDが付いていると、なにかと好都合かも知れません。各ノードの計算機はなるべく低発熱で、メカニカルな部品の数が少ないほど良いので。
また、CPUの価格性能比が向上する一方、ノード間を接続するネットワーク機器の性能がなかなか上がらず価格が高止まりしている現在、ネットワーク資源を有効利用したい、というモクロミもあります。ローカルに処理できる事はローカルにやってもらえる方が便利。
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