Qsの日記: 猿
そんなルールの存在するバスに、猿が4匹乗りこんでいたようだ。出発からぎゃーぎゃー騒いでくれるし、お休みモードに入っても読書灯をむやみにつけて騒ぎつづける。上半身裸、ジーパンのベルトもゆるめっぱなしで車内を動き回る。まさに本能のままに動いている感じ。
車内はもう寝ている人もいるのに、トイレの入り口にあるドリンクバーで遊ぶ。せっかく遮光カーテンがひかれているのに、それを開けて別の猿とぎゃーぎゃー言っている。明るくて目が覚めてしまう人がいて舌打ちするも、猿には聞こえない。
しばらくしてメス猿2匹が寝たらしい。おしゃべり相手がいなくなった猿は、携帯電話でメイルをやりはじめた。電池をけちりたいか知らないが、読書灯を付けやがった。これが後ろの人間にはまぶしくてしょうがない。そんなことも 気にせず、メイルに夢中の猿。そのうちメイルは終わったらしい。今度はカーテンを開けて夜の風景を眺めはじめた。っつーか、読書灯切れよ。開いたカーテンから入る街灯やトンネルの照明がまぶしい。読書灯もまぶしい。
イライラが頂点に達したおいらは、読書灯を切ってくれるように頼んだ。良かった、一応言葉は通じるらしい。そしたら今度は、ヘッドホンをかけて何かを聞きはじめたようだ。で、猿らしく、もれるくらい大きな音で聞きはじめる。おーい、勘弁してくれよ。1:00過ぎても眠ることができなかったよ。
思うに、夜行バスは新幹線よりもルールが厳しい。ルールって言っても、常識的な範囲ではあるが。こーゆー場合には、2つの自由が存在する。
1. 猿には騒ぐ自由がある。夜行バスに乗らなければならない社会的制約もない。だから、新幹線の個室など比較的騒ぎやすい乗り物で騒いでほしい。
2. おいらは夜行バスに乗らなければならない社会的制約はない。猿のような存在がいても高々4時間我慢すればよい新幹線に乗り換える自由がある。
この2つの主張は、世間的にはどちらが支持されるのだろう。