Qsの日記: GRAPE
日記 by
Qs
ブルーバックスだったかな、もう十年前くらいにGRAPE開発の話が書かれていた本を買ったのをいまでも覚えている。そのなかに、「専用計算機だけど世界初のテラフロップスマシンを開発するのは意義がある」という主張に対し国はNOと言った、という一節があったのを覚えている。汎用機じゃなきゃダメだ、みたいな雰囲気があったと。
今回も同じアプローチだ。でも政策目標となった。さぞかし嬉しいだろう。認められて良かったねと素直に思える。がんばってほしいものである。
だんだん汎用化を目指しているようなので、だんだんとコンパイラ技術が重要になってくるはず。ハードを作るのも大変だけど、ソフトを作るのは別の意味で大変である。そのノウハウの蓄積と拡散に期待するのはむしが良すぎるだろうか。でもそれが国力の底上げにつながると思うから多くの人に注目してもらい、多くの人に理解されてほしい。
最後に。みんな専用計算機の恩恵に与かっているのになぜ専用機を馬鹿にするような風潮があるのだろう。目的を持った専用機は最高のコストパフォーマンスを発揮することをもっと評価すべきだ。
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