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Qsの日記: はやぶさ

日記 by Qs
帰還宣言が出たけど、厳しい状態はより厳しくなってしまったようで。帰ってこいよー。

満身創痍な機体を指して「設計が悪い」「冗長性が足りない」といった冷静っぽい批判がある。でもその批判は後出しじゃんけんでしかない。そもそもはやぶさは工学試験探査機である。

例えば壊れたリアクションホイルだって、手を加えたことによる試験を行ってしかるべき、つまり試験衛星を作って宇宙に打ち上げて試験をするだろうし、イオンエンジンも同様、カプセル再突入だってそうだ。一部はやったかもしれないけど、満足できるまでできていない。お金が無かったからだ。

お金が無いのは企業でも発生するもので、どこでも同じ。その中で最大の成果を上げるとしたらどうするか。はやぶさはイトカワに向かうことを選択した。それはリスキーな選択だっただろうし、実際そうなった。では成果はどうか。最高の成果を上げたではないか!!

イトカワの高解像度の写真が手に入る。科学的な目で見るのは難しいけど、はるか数億km先にある、地上では点にも見えない漆黒の宇宙に存在する小惑星を、目の前の画面に表示できる。一般人にとってこんな夢のような写真が手に入るのだ。本当の科学としても最高の成果を上げた。

満身創痍なのは厳しいけど、それだけで準備不足とか言うのは違う。さっきも書いたが、予算が少ない中で最大の成果を上げることを選んだ結果を見るのが正しい見方。機体喪失していないならどこまででも可能性を見つけ、運用していることを最大限に評価すべき。無駄なんてこれっぽっちもしていない。

そんな冒険心とチャレンジ精神にしびれているから熱烈に応援するのだ。

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