Ryo.Fの日記: メシマコブ 4
日記 by
Ryo.F
健康食品に興味をお持ちの方は、メシマコブをご存知だと思う。
効能等は調べてもらうとして、問題はこの名前。メシマコブは茸の一種なので、動植物の名前は(犬猫牛馬など一部の例外を除いて)カタカナで表記すべし、という昭和二十一年十一月十六日内閣告示第三十二号に従って、カタカナ表記が一般的だ。しかしこのおかげで、この茸を外国原産のものだと思っている人も少なくないはずだ。
実はこの茸、漢字で表記すれば女島瘤。長崎県男女群島女島に生息するものであることや、元々の形が瘤のように見えることが一目瞭然。もし漢字表記が広まっていれば、男女群島への観光客が増えただろうに(笑)。この他にも、ウスバカゲロウ(薄翅蜻蛉)を「薄馬鹿下郎」だと思い込んでいた(薄は合ってるが)という話はよく聞く。
それはともかく、動植物名をカナ書きするのは、要するに下々のものは漢字を覚えるのは難しかろうから、下々のバカさ加減に合わせてやる、という考えに基づく。しかしその副作用で、豊かな文化を捨てていることに思いを馳せる今日のごろである。
参考:他の例。ただ、このページでは、カナ書きにすると、生物名であることが明確になる、というメリットがある、と言っています。あまり賛成できません。その代わり、外来語と区別が付きにくくなりますからね。
昆布? (スコア:1)
健康食品だと知った時から女島昆布だと思ってた(笑)。
Re:昆布? (スコア:1)
"女島瘤" [google.co.jp] -- 111件
"女島昆布" [google.co.jp] -- 0件
で、昆布説は棄却されました。
かながき (スコア:0)
Re:かながき (スコア:1)
> 別のところにあると思います(おそらく学会の慣習、かな)。
カタカナで書くのは、ひらがなだと読みにくいからでしょうね。外来語をすべてひらがなで書いた場合を想像すれば解るでしょう。
学会の慣習ですが、戦前にはカタカナで書く慣習はなかったようです。内閣訓令で出てきたものです。学会の慣習というのなら、漢字(および仮名)で書くのが慣習でした。これが戦後変わったのは、やはり内閣訓令に原因があると言えるでしょう。
内閣訓令の根底にあるのは、一連の国語改革の流れです。このあたり [honco.net]が中立的な立場から事実を述べているので、参考にしてください。