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Ryo.Fの日記: メシマコブ 4

日記 by Ryo.F

健康食品に興味をお持ちの方は、メシマコブをご存知だと思う。

効能等は調べてもらうとして、問題はこの名前。メシマコブは茸の一種なので、動植物の名前は(犬猫牛馬など一部の例外を除いて)カタカナで表記すべし、という昭和二十一年十一月十六日内閣告示第三十二号に従って、カタカナ表記が一般的だ。しかしこのおかげで、この茸を外国原産のものだと思っている人も少なくないはずだ。

実はこの茸、漢字で表記すれば女島瘤。長崎県男女群島女島に生息するものであることや、元々の形がのように見えることが一目瞭然。もし漢字表記が広まっていれば、男女群島への観光客が増えただろうに(笑)。この他にも、ウスバカゲロウ(薄翅蜻蛉)を「薄馬鹿下郎」だと思い込んでいた(薄は合ってるが)という話はよく聞く。

それはともかく、動植物名をカナ書きするのは、要するに下々のものは漢字を覚えるのは難しかろうから、下々のバカさ加減に合わせてやる、という考えに基づく。しかしその副作用で、豊かな文化を捨てていることに思いを馳せる今日のごろである。

参考:他の例。ただ、このページでは、カナ書きにすると、生物名であることが明確になる、というメリットがある、と言っています。あまり賛成できません。その代わり、外来語と区別が付きにくくなりますからね。

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  • by visha (779) on 2004年10月15日 15時40分 (#637026) 日記

    健康食品だと知った時から女島昆布だと思ってた(笑)。

  • by Anonymous Coward on 2004年10月15日 16時34分 (#637044)
    リンク先の文書によると
    動植物の名称は、かな書きにする。
    ですよね。ひらがなともカタカナとも指定してません。したがって動植物の名前をカタカナで書く根拠はこの内閣訓令とは別のところにあると思います(おそらく学会の慣習、かな)。また、その動機も「下々のものは漢字を覚えるのは難しかろうから、下々のバカさ加減に合わせてやる」とはまったく別のものかも知れません。
    • by Ryo.F (3896) on 2004年10月15日 17時24分 (#637078) 日記
      > したがって動植物の名前をカタカナで書く根拠はこの内閣訓令とは
      > 別のところにあると思います(おそらく学会の慣習、かな)。

      カタカナで書くのは、ひらがなだと読みにくいからでしょうね。外来語をすべてひらがなで書いた場合を想像すれば解るでしょう。
      学会の慣習ですが、戦前にはカタカナで書く慣習はなかったようです。内閣訓令で出てきたものです。学会の慣習というのなら、漢字(および仮名)で書くのが慣習でした。これが戦後変わったのは、やはり内閣訓令に原因があると言えるでしょう。

      内閣訓令の根底にあるのは、一連の国語改革の流れです。このあたり [honco.net]が中立的な立場から事実を述べているので、参考にしてください。
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