Ryo.Fの日記: シュワルツネッガー 2
日記 by
Ryo.F
アーノルド・シュワルツネッガー。現米国加州知事。俳優出身のこの政治家は、米国でもっとも人気のある政治家の一人だろう。しかし、現段階では、彼が米国大統領になることはできない。何故なら、米国憲法がそれを許さないからだ。
というのは、米国憲法第二条〔行政府〕第一節の5に、
何人も、出生による合衆国市民あるいはこの憲法確定時に合衆国市民でなければ、大統領となることはできない
とあり、当のシュワルツネッガーはオーストリア・グラーツの出身だからだ。
で、この条項を改正しようと言う動きがあるらしい。それに対する反対意見も出ている。それがこちらの記事。
まぁ、シュワルツネッガーが大統領に不適格だと主張するのは自由だ。実際、そうかもしれない。でも、そのために米国憲法修正に反対するのは、論理的に間違っている。少なくとも、米国民主主義の正しさを信じているのなら、米国憲法が修正されようが修正されまいが、適格者が人が大統領に選ばれ、そうでない人は選挙で敗れる、としなければならない。ならば、米国憲法修正に反対する理由はないことになる。
もっとも、シュワルツネッガー問題を離れてこの米国憲法修正問題を考えることは可能だ。その場合には、それなりの理由を述べる必要があるだろう。
もしもし (スコア:1)
「こちらの記事」のリンクがシュワルツェネガ氏の紹介のほうをさしてますぞ。
# あの条項は独立時の政治情勢の名残という説。
Re:もしもし (スコア:1)
ご指摘の通り、独立当時の情勢を反映しているのは、条文を見れば明らかですね。
でも、大統領がその国の国籍を持っているというだけでなっていいものか、という疑問ももっともと思えないこともない反面、大統領になれない二等国民を作るようなマネは不当な差別に違いない、という意見もありえます。そんな差別をするくらいだったら、最初から国籍なんか与えなければいいわけですから。
なんとなく、大相撲の外国人横綱問題を思い出します。