Ryo.Fの日記: 許認可事業
日記 by
Ryo.F
(地上波)TV放送は、言わずと知れた許認可事業である。従って、市場原理による公正な競争が行われているとは言い難い面がある。
それとおそらく関係があるのだが、放送局社員の給料は非常に高い。稼いでいる会社の給料が高いのは問題ない。しかしそれが下請け業者を圧迫することで成り立っているとしたら問題だ。放送業界内では、特に番組制作に関しては、放送局社員も番組制作会社社員も仕事内容にほとんど差がないのだ。にもかかわらず、番組制作会社に支払われる制作費は低水準で、番組制作会社社員の賃金は、放送局社員に比べて著しく低い。
それもまぁ、放送局の経営者側がそれを維持したがるのは解る。高い利益を出して、従業員に高水準の給与を支払うのが、経営者の仕事の一つだからだ。給与が高ければ、優秀な人材が集まり、事業で利益が出て、それを株主なりに還元できるから。
私が問題にしたいのは、労働組合だ。自分達だけれ高い給料をもらえれば、下請けは苦しくてもいいのか。経営側の搾取を批判するなら、自分達がやっている搾取も反省すべきではないのか。受信料を不正に使っているNHKを批判するなら、番組制作費をクライアントから搾取し、給与を制作会社から搾取する自分達も自己批判してしかるべきだろう。
もし放送業界が市場原理に基づいた競争があるのなら、こんな馬鹿げた状況にはなっていないはずだ。
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