Ryo.Fの日記: 飛行機と電子機器と安全性
#1471426。飛行機と電子機器に関する安全性について。
その昔、自動車メーカのお偉いさんが「安全性で車は売れない」と言った。しかし今、安全性を無視した車は売れなくなった。飛行機も早晩、同じようになるだろう。
飛行機に電子機器対策をするには費用がかかる。飛行機の製造費用も上がるし、重量増により燃費も悪化する。航空機システム全体で見ても、離着陸誘導システムを更新費用も必要だ。とにかく費用がかかることは間違いない。
これだけの費用をかけて得られるメリットが、機内で携帯電話が使える程度では確かに割に合わない。どうせ上空では圏外で、通話可能となるのは離着陸時くらいだろう。その程度のために携帯の電源を切らないと言うのは、我侭に過ぎない。
しかしメリットはそれだけではない。まず、過失への対策だ。これだけ多様な電子機器が普及すると、機内で使うつもりが無くても、電源を切り忘れる可能性は高い。携帯だとオートパワーオンが働く場合もあるだろう。携帯だけでなく、PCや他の電子機器も操作ミスによって電源が入ってしまうこともある。
次のメリットは、悪意への対策だ。もし本当に携帯電話程度のもので航空機システムの運行に影響が出るのなら、悪意を持ったテロリストはこれを利用するだろう。もしかすると、機外から攻撃することも可能かもしれない。
このことは、メリットと言うよりは、今の航空機システムのセキュリティホールに対するパッチ適用だ。セキュリティホールに対するパッチは適用するのが当たり前。人命がかかっているのならなおのことだ。
以上のことから、今すぐに、ではないにせよ、航空機システムの電波対策は行うべきだと考えている。
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