SS1の日記: H2A F6 の失敗
あれこれ。
事故で失われたのが情報収集衛星だったのはラッキー,という気がする。私も。あとひとつ,これで有人構想は,完全にふっとんだとおもう。5年後のリベンジはあるだろうか。
そんなことより,HSFDフェーズ2の事故調査委員会はどうなったの? というのは,さておき。
世界で3番目に大きい固体ロケットブースタ
(1番目はシャトル・ブースタとして,2番目はなんだろ)局所エロージョン スロートインサート脱落
ブースタの過去ログを参照。SRB-Aは,この両トラブルで2度の設計変更を受けている。SRB-A2では,この局所エロージョンへの対策もおこなわれている。このように,ノズル部に弱点を抱えていたわけで。そのすぐそばに導火線を引いたのは設計上のミスともいえるわけだ。しかし,このブースタはジンバルついてるけど,それって,ほんとに必要なんだろうか? とか,いろいろ。導火線?
って,電線じゃないの? とか思ったのだが,正しくは導爆線という導火線なのだそうな。一見あぶなっかしく思ったけど,落雷による誤動作とかも無く,ずっと安全のようだ。点火装置(SAD)には,二重の安全装置があり。もちろん引火したりもしない。宇宙委員会報告。でもまあ,宇宙デブリが当たったらアウトだろうな。ないか。バックアップ
日欧バックアップ協定も,推進されるかもしれない。ご存知のようにアリアンもこないだ落ちたばっかりだし。少なくともこれまでより真剣に検討されることになるだろう。ただ,欧州は文字通り世界各国と相互協定してるみたいなんだけど。いくら自前で,といってもMTSATのような事態は避けたいもんね。疑問点メモ
SRBの異常燃焼は観察されなかったのか?
情報共有に欠落は無かったのか?
秘匿性の高いミッションだった影響は?
打ち上げが長期に延期された影響は?
打ち上げ中止時のプロセス(燃料抜きとか・・・)にミスは無かったのか?
スケジュール遅延によるコスト増加は,手当されていたのか?
次回打ち上げ予定の,H2A F7(MTSAT-1R)への影響は?
SRB-Aの改修は必須か?
製造済みのSRB-Aを用いた追試は行われるか?
対策「局所エロージョン(QM3):ノズル開口部のうち、該当範囲のCFRP板厚を厚くするとともに、万全を期すため外周にCFRP補強パネルを装着。」は正しかったのか?
事故調査予算の手当てはどのように行われるか?
次の調査報告はいつか。進捗を含めてスケジュールが知りたい。
リスク管理は正しく行われているか?
今後の有人構想にあたえる影響は?
次期基幹ロケット構想にあたえる影響は?
H2A F6 失敗 More ログイン